東京スカパラダイスオーケストラ、新作で上原ひろみ、菊地成孔らとコラボ
10月27日に発売される東京スカパラダイスオーケストラのミニ・アルバムに、上原ひろみや菊地成孔ら豪華アーティストが参加していることがあきらかとなった。
デビュー21年目最初のリリースとなる本作のタイトルは『Goldfingers』に決定。ドラムスの茂木欣一が自身のラジオ番組でゲストに招き、昨年の〈東京JAZZ〉ではスカパラと同日に出演するなど、かねてよりメンバーとの交流があった上原とは、日本庭園の装飾の名前から取った“水琴窟”という楽曲でコラボ。また、北原雅彦(トロンボーン)やGAMO(テナー・サックス)とは以前から知り合いだったという菊地は、チャールズ・ミンガスが作曲したナンバー“Boogie Stop Shuffle”のスカ・カヴァーに参加しているとのことだ。谷中敦(バリトン・サックス)は今回のコラボについて、以下のようにコメントしている。
「今回はジャズのメインのフィールドに立ちながら、革新的にジャズを変えようとしているお二人に参加してもらいました。ピアノの上原ひろみ、サックスの菊地成孔です。国内外に話題となり得るコラボレーションだと思います。最高水準のクオリティーの国産のスカをぜひ楽しんでください」。
また、本作には、奥田民生とのコラボ曲“流星とバラード”とCrystal Kayがヴォーカルを取る“ずっと”のリミックス・ヴァージョンも収録。前者はPerfumeのプロデューサーとしてもお馴染みの中田ヤスタカが、後者は日本のクラブ・シーンを代表するヴェテランDJの須永辰緒が手掛けており、それぞれ新たな解釈が施された斬新なトラックに仕上がっている模様だ。ファンは発売日を楽しみにしておこう!