蓮沼執太、初シングル作品に演劇「Y時のはなし」のサントラ音源を併録

楽器やPC、サンプラーといったさまざまな機材と実験的な手法を駆使した表現力豊かなサウンドで、世界的にも注目を集める気鋭の音楽家、蓮沼執太。今年1月にライヴ音源を素材とした最新アルバム『ワナパンチ!』を発表して話題を呼んだ彼が、自身初のシングルCD『シャンファイ／快快 Y時のはなし O.S.T』を8月25日にリリースする。

今年15周年を迎えるHEADZと10周年のWEATHER、そして新レーベルのplayのトリプル・ネームでリリースされる本作には、ライヴ・バンドである蓮沼執太チーム名義での新曲と、彼が音楽を手掛けた演劇集団の快快（ファイファイ）による公演「Y時のはなし」のサウンドトラックを併せて収録。特に前者は、蓮沼執太チームのメンバーで行われる初のスタジオ・レコーディング音源ということもあり、どのような楽曲に仕上がるのか非常に興味深いところだ。

なお、7月14日には蓮沼やANIMAの小島ケイタニーラブ、作家の古川日出男といったメンバーから成るユニット＝the coffee groupのデビュー・アルバム『ワンコインからワンドリップ』が発売。その名の通りコーヒーをテーマに、小説の朗読やスクラッチなどを交えた新しい音楽が創造されているので、気になる人はぜひこちらもチェックしよう。