ヘヴィー・メタル界を代表するシンガー、RONNIE JAMES DIOが死去
ブラック・サバスやレインボー、ディオといったバンドで活躍してきたヘヴィー・メタル界を代表するシンガー、ロニー・ジェイムス・ディオが5月16日、胃がんのため入院先の病院にて亡くなった。享年67歳。妻のウェンディがロニーのオフィシャルサイトを通じて発表したコメントによると、彼は同日7:45に家族や友人たちに看取られながら静かに息を引き取ったという。彼は昨年11月予定していたヨーロッパ・ツアーを入院のためにキャンセルし、その後胃がんと診断されたことを公表していた。
42年にアメリカのニューハンプシャー州ポーツマスで生まれたロニーは、10代の頃よりプロ・ミュージシャンとして活躍。ロニー・ディオ&ザ・プロフェッツやエルフといったバンドでの活動を経て、75年にリッチー・ブラックモア率いるレインボーのヴォーカリストとなり、傑作と名高い『Rainbow Rising』ほか3枚のアルバムに参加する。79年にはオジー・オズボーンの後任シンガーとしてブラック・サバスに加入。その後も自身のリーダー・バンドであるディオや、2006年にブラック・サバス時代のメンバーと共にヘヴン・アンド・ヘルを結成するなど、その伸びやかな歌声で30年以上に渡ってシーンを牽引し続けてきた。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。







