カヒミ・カリィ、3年8か月ぶりのフル・アルバムはJIM O'ROURKEら参加

個性的なウィスパー・ヴォイスを武器に多彩な活動を展開しているシンガー、カヒミ・カリィ。昨年は6月にタップ・ダンサーの熊谷和徳と結婚し、11月には第1子を出産するなど、音楽以外の面でも大きな話題を提供した彼女が、6月9日に待望のニュー・アルバム『It's Here』をリリースすることがあきらかとなった。

オリジナル作品としては2006年発表の『NUNKI』以来、実に3年8か月のフル・アルバムとなる本作は、前作同様にジム・オルークや大友良英がプロデューサーとして参加。レコーディングは山本精一ら腕利きのミュージシャンをゲストに迎えて行われ、カヒミ自身が作曲したナンバーを含む全10曲が収録される予定だ。昨年より時間をかけてじっくりと作られたこともあり、彼女の現在の音楽観を反映した充実作となることは間違いないだろう。

5月には〈ARABAKI ROCK FEST.10〉への出演も決定している彼女。アルバムからの楽曲が披露される可能性もあるので、その音世界をひと足早く体験したい人は、ぜひ彼女のステージを観に行こう!