ジャーマン・スラッシュの雄、DESTRUCTIONからドラマーのMARC REIGNが脱退
ソドム、クリーターと共に〈ジャーマン・スラッシュ三羽ガラス〉と称されるバンド、デストラクション。同バンドから、ドラマーのマーク・レインが脱退したことがあきらかとなった。
これは、バンドのオフィシャルサイトで発表されたもの。同サイト上にて、マルセル・シュミーア(ヴォーカル/ベース)とマイク・シフリンガー(ギター)は次のようなメッセージを綴っている。
「ツアーでのストレスが個人的および音楽的な相違を引き起こしたために、袂を分かつことに決めたんだ。マークは自身のロック・プロジェクトであるヴォルケーノに専念すると同時に、他の音楽スタイルに対してもオープンな姿勢でいたいようだ。彼は、長年サポートしてくれた世界中のファンとバンドに感謝している。すでにアナウンスされているライヴは予定通りに行うよ。デストラクションはいま、〈よりルーツに回帰した〉新曲を書いているところさ。俺たちは未来を見ているんだ」。
2001年から9年間に渡ってバンドの屋台骨を支えてきたレインの脱退は残念だが、それぞれの道を歩むこととなった彼らのさらなる飛躍を期待しつつ、その動向に注目しよう。