アニメ「四畳半神話大系」主題歌に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONといしわたり淳治&砂原良徳＋やくしまるえつこの新曲が決定!

ASIAN KUNG-FU GENERATION

フジテレビ系にて4月より放送開始となるTVアニメ「四畳半神話大系」のテーマ曲に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONといしわたり淳治&砂原良徳の新曲が起用されることがあきらかとなった。

「四畳半神話大系」は、作家の森見登美彦による同名小説を「マインド・ゲーム」「カイバ」などの仕事で知られる湯浅政明の監督によりアニメ化した作品。シリーズ構成と脚本をヨーロッパ企画の上田誠が、キャラクター原案を人気イラストレーターの中村佑介が担当していることでも注目を集めている。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、同アニメのオープニング・テーマとして新曲“迷子犬と雨のビート”を書き下ろし。中村は、これまで発表されたアジカンのすべてのCDでジャケットのイラストを担当していることもあり、そのキャラクターの世界観にぴったりのナンバーとなることが期待できそうだ。アジカンのヴォーカル／ギターでソングライティングを手掛ける後藤正文は、今回の楽曲について以下のようにコメントしている。

「楽曲にここまでの大きな手応えを感じるのは久々な気がします。もちろん、楽曲制作ごとに達成感はありましたが、いままでかつてないほど、この“迷子犬と雨のビート”という曲への思い入れが強いです。歌詞、楽曲ともに会心の出来です。この曲をバックに中村君の絵が動くかと思うとドキドキします」。

いしわたり淳治&砂原良徳＋やくしまるえつこ

一方、このたび新たにユニットを結成することとなったいしわたり淳治と砂原良徳は、その第1弾となる新曲“神様のいうとおり”をエンディング・テーマとして提供。相対性理論やソロ名義などで活躍するやくしまるえつこをゲスト・ヴォーカリストに迎えた豪華なコラボ・チューンとなっている。いしわたりは以下のようなコメントを寄せている。

「砂原さんのサウンドは僕の憧れなので、今回書き下ろしの曲に歌詞を書けるというのは本当に光栄なことで嬉しく思います。嬉しすぎてまったく違う2通りの歌詞を書いてしまってどちらを選ぶかで悩んだほど。歌詞に関しては基本的にやくしまるさんの声の感じを最優先に書きました。それにしても彼女の歌声は生で聴いてもやはりワンアンドオンリーで素敵でした」。

また、砂原も「普段からいしわたり君と話している〈もっとこうだったら良いのになあ……〉というのを実践してみたつもりです。やくしまるさんは歌の微妙なニュアンスを丁寧に表現してくれました。映像と一体化されたものを観るのを楽しみにしておりますので……」と語っており、3人の才能が共振し合った名曲の誕生となりそうだ。なお、いしわたり淳治&砂原良徳は今回のみではなく、この先も活動を継続していくとのこと。

共に大きな話題となること間違いなしのこの2曲。リリース日程などの詳細はまだ未定となっているので、まずはアニメのオンエア日が来るのを楽しみに待とう!