AL GREENなどを手掛けたことで知られるメンフィス・ソウルの伝説的プロデューサー、WILLIE MITCHELLが死去
アル・グリーンやアン・ピープルズらの作品を手掛けたことで知られる伝説的なソウル・ミュージシャン/プロデューサーのウィリー・ミッチェルが1月5日、メンフィスの大学病院にて亡くなった。享年81歳。彼は昨年12月19日に心停止を起こして倒れ、以来入院生活を余儀なくされていたという。
高校時代よりトランペッターとしてミュージシャン活動を行っていたミッチェルは、60年代に地元メンフィスのレーベルであるハイと契約。間もなくプロデューサー/アレンジャーとしての頭角を表しはじめ、70年代にはアル・グリーン“Let's Stay Together”を筆頭に、シル・ジョンソンやOV・ライトら名シンガーの傑作を次々と世に送り出すなど、ソウル界屈指のヒットメイカーとして活躍した。
近年もアルの2003年作『I Can't Stop』、2005年作『Everything's OK』という2枚のアルバムに関わったほか、ジョン・メイヤーやロッド・スチュワートの作品にホーン・アレンジなどで参加。2008年にはこれまでの功績が認められ、グラミーの功労賞を受賞していた。アル・グリーンのオフィシャルサイトでは現在、スタジオで作業している二人の写真が哀悼の言葉と共に掲載されている。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。







