ARCADE FIREらの作品を手掛けてきたFINAL FANTASYが、同名ゲームの著作権を考慮して改名

アーケイド・ファイアやラスト・シャドウ・パペッツなどのストリングス・アレンジを手掛けたことでも知られる、カナダ人アーティストのファイナル・ファンタジーことオーウェン・パレット。彼が、同名の大人気ゲームの著作権を考慮して、自身のアーティスト名を手放すことをあきらかにした。パレットは以下のように語っている。
「商標権侵害の法律には正当な理由がある。だから、自主的に僕のソロ・プロジェクト名を手放すことにしたんだ。来年は僕のアルバム『Heartland』が出るけど、あれは僕にとって日本を含む世界中のたくさんの地域で発売される初めてのレコードなんだよ。これを考慮に入れると、自分の音楽と、スクウェア・エニックス社のゲームをしっかりと区別できるようにするのがいちばん大事だと思ったんだ。そういうわけで、僕はもうファイナル・ファンタジーとしてライヴはやらない。それに伴って、作品も本名のオーウェン・パレットでリリースするよ。『Heartland』も含めてね。これまでにリリースした作品も、そのうちパッケージし直してリイシューするはずさ」。
『Heartland』のボーナス・トラックを2曲追加収録した日本盤は、2010年1月27日にリリースの予定となっている。







