ASIAN KUNG-FU GENERATION、映画「ソラニン」のメイン・テーマとして書き下ろしの新曲“ソラニン”を提供!

2010年4月に全国公開される映画「ソラニン」のメイン・テーマに、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下:アジカン)の書き下ろしによる新曲“ソラニン”が起用されることとなった。
“ソラニン”は、映画の原作者である浅野いにおが作詞、アジカンが作曲を担当したナンバー。劇中では、主人公の芽衣子を演じる宮崎あおいと、その彼氏の種田役である高良健吾が熱唱しているという。宮崎あおいは今回の楽曲について、以下のようにコメントしている。
「初めてのレコーディングでとても緊張しましたが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが作って下さった“ソラニン”を歌って演奏することができてとてもよい経験になりました。種田が何を想っていたのかがASIAN KUNG-FU GENERATIONさんの“ソラニン”を芽衣子が歌うことで、観てくださる皆さんに届くのではないかと思います。ASIAN KUNG-FU GENERATIONさん、ありがとうございました」。
さらに映画のエンディング・テーマとして、アジカンが2008年に発表した楽曲“ムスタング”の新ヴァージョン“ムスタング(mix for芽衣子)”が使われることも決定。この楽曲は、アジカンのヴォーカル/ギターである後藤正文が、映画の原作であるマンガ「ソラニン」にインスパイアされて制作した楽曲として知られており、まさに相思相愛のコラボレーションとなっている。後藤も「ソラニン」に対する熱い思いを綴ったコメントを寄せている。
「〈ソラニン〉の登場人物たちには否応なしに感情移入してしまいます。彼らと同じような大学生活を送り、ぼんやりとした不安に包まれたまま社会に放り出されて、〈ロストジェネレイション〉なんて呼ばれている世代の我々。それがそのまま描かれているように思えて、何度読んでも私のセンチメンタルは加速します。“ムスタング”は〈ソラニン〉を読んで、自分の内側から湧き出た叙情を歌にしたものです。〈ソラニン〉と同時進行の、私なりの想い。反対に、“ソラニン”は作品そのものの中に潜り込んだつもりで旋律を紡ぎました」
先日リリースされたニュー・シングル“新世紀のラブソング”のPVに高良健吾が出演するなど、「ソラニン」とは深い繋がりを持つアジカン。彼らの手掛けた楽曲が映画をどのように彩っているのか、いまから公開が非常に楽しみなところだ。







