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米国のフォーク・グループ、PETER, PAUL & MARYのMARY TRAVERSが死去

米国のフォーク・グループ、ピーター・ポール&マリー(以下:PP&M)のメンバーとして知られるマリー・トラヴァースが9月16日、白血病のため入院していた米コネティカット州ダンベリーの病院で死去した。享年72歳。AP通信が伝えるところによると、同日に彼女の広報担当者があきらかにしたという。

マリーは、ピーター・ヤーロウノエル・ポール・ストゥーキーと共にPP&Mを結成。1961年にデビューし、“Where Have All The Flowers Gone?”や“Leaving On A Jet Plane”、ボブ・ディラン“Blowin' In The Wind”のカヴァーなど、反戦のメッセージを込めた数多くのヒット曲を世に輩出。1999年にはヴォーカル・グループの殿堂入りも果たしていた。

バンド・メンバーのピーターはマリーの死に際して「彼女は正直で誠実な人だった。それは、彼女の歌とまったく同じだ」と述べ、一方のポールも「彼女がいない人生なんて考えられない。彼女と夢を共にしてキャリアを歩めたことは名誉なことだ」と追悼のコメントをしている。

謹んで故人のご冥福をお祈りします。




掲載: 2009年09月18日 13:00

更新: 2009年09月18日 13:36

ソース: oops