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奥田民生、松任谷由実、木村カエラら16組が参加! くるり、初のトリビュート・アルバムが10月にリリース!

 今年6月に発表した最新アルバム『魂のゆくえ』も好評を博し、9月22日(火)には自身の主催するライヴ・イヴェント〈京都音楽博覧会2009 IN 梅小路公園〉の開催も控えているくるり。彼らが1998年10月21日にシングル“東京”でメジャー・デビューしてからちょうど11周年にあたる10月21日に、豪華アーティストの参加によるトリビュート・アルバム『くるり鶏びゅ~と』がリリースされることとなった。

本作には、〈音博〉にも出演する奥田民生矢野顕子をはじめ、2005年に放送されたTV番組「松任谷由実のオールナイトニッポンTV」で岸田繁と共に“12月の雨”を披露したこともある松任谷由実、2006年のアルバム『Circle』で岸田の提供曲“Dancing Now”を歌った木村カエラ、くるりのメンバーとは大学時代からの付き合いとなるキセルなど、彼らと縁の深いアーティストを中心に多彩なメンバーが集結。それぞれが思い思いの解釈でくるりナンバーをカヴァーした、豪華な作品に仕上がっている模様だ。岸田は今回のトリビュート盤について、以下のようにコメントしている。

「自分たちが自宅の農園で作り続けて来た野菜を使って、いろんな料理人が素晴らしい料理を作ってくれたかのような、そんな素晴らしい作品になりました。アーティストの皆さんに心からリスペクトと感謝しております」。

参加アーティスト及び収録予定曲は以下の通り。他のミュージシャンからも熱い支持を受けるくるりだからこそ実現したこのラインナップ。熱心なファンならずとも楽しめることは請け合いなので、気になる人は手にとってみよう!

〈『くるり鶏びゅ~と』収録予定曲(五十音順)〉
・anonymass“赤い電車”
・andymori“ロックンロール”
・奥田民生“ばらの花”
・キセル“Old-fashioned”
・木村カエラ“言葉はさんかく こころは四角”
・9mm Parabellum Bullet“青い空”
・世武裕子“東京”
・曽我部恵一“さよならストレンジャー”
・高野寛“ワンダーフォーゲル”
・二階堂和美“宿はなし”
・ハンバートハンバート“虹”
・Fantastic Plastic Machine“ワールズエンド・スーパーノヴァ(FPM EVERLUST MIX)”
・MASS OF THE FERMENTING DREGS“飴色の部屋”
・松任谷由実“春風”
・矢野顕子“Baby I love you”
・LITTLE CREATURES“ハイウェイ”

〈参加アーティスト コメント〉
権藤知彦(anonymass)
アノニマスメンバー内で長期に渡る冷戦がついに終結。
流血をまねくほどの乱闘の末、Vo.神田智子が脱退!
“赤い電車”はさらに赤く染まった!?
尚、今後のバンド活動は未定です。

小山田壮平(andymori)
ロックンロールは電話料金の請求書からおおいぬ座VYまですべてを突き破る。そして世界を祝福する。誰の心にも枯れないばらの花がある。造花でもいい。くるりが好きだ!

奥田民生
カープがんばれ。

辻村豪文(キセル)
コミューンでくるりやチェインズやママスタに出会えてなかったら、たぶん人生変わってた思います。その頃から好きやった曲やらせてもらいました。また遊ぼう~!

木村カエラ
“言葉はさんかく こころは四角”は、すばらしい曲なのでイメージを崩さないように頑張ってみました。くるり、大好き!

9mm Parabellum Bullet
出来るだけ本家に忠実に、細部のニュアンスにまでこだわり、かつ自分達の味を出すために、麺からこだわりました。だしはとりがらベース。ご賞味ください。

世武裕子
“東京”を歌う僕の、言葉の向こうに広がる心の核みたいな風景が、丸裸で好きだ。
そんな〈僕〉を探っていたら、自分に辿り着いた。

曽我部恵一
生きている曲だった。

高野寛
くるり10周年おめでとう!
これからもしぶとく頑固にくるりらしくいてください。

二階堂和美
初夏の夕暮れ。
ギター片手に川へ行っては、この曲を歌っていました。
あのね。どこの川にもこの風景がはまったの。
それを伝えたかったのでした。
歌わせてくれてありがとう!

佐藤良成(ハンバートハンバート)
僕が思いつきで、家で録りたいと言ったがために、6月の大雨の日に、メンバー、スタッフ、子どもに、猫までもが、冷房もつけず締め切った我が家の居間に集結し、なかなか思い出深い録音になりました。

田中知之(Fantastic Plastic Machine)
京都の後輩=くるりの、世紀の大名曲をリミックスする機会を与えてもらえたことを大変光栄に思います。
唄とコーラスを活かした、シンプルで踊れるトラックに仕上げてみました!

宮本菜津子(MASS OF THE FERMENTING DREGS)
大好きです。愛しています。いつも、ほんまに、ありがとう。

石本知恵美(MASS OF THE FERMENTING DREGS)
トリビュートという初めてだらけのなかで、手探りで、ギターを弾く立場として色々考えました。
行き着いたのは、想いを演奏に込めるということでした。
いつもみたいに、自分の感情や風景やイメージや色ではなく、誰かのことを想いながら録音するのは初めてじゃないかと思います。
くるりのことをたくさん想いながら演奏しました。

松任谷由実
くるり独特の質感の秘密が、歌ってみて少しだけわかった気がした。ますます目が離せない。

矢野顕子
くるりにはいい曲がたくさんありすぎます。
ちょっと分けてもらいたいです。

鈴木正人(LITTLE CREATURES)
くるりの皆様、笑ってくれたら本望です。
そして、くるりファンの皆様、寛大な心で聞いて下さい。
岸田君、今度飲みに行きましょう。おごるから!




掲載: 2009年09月08日 06:00

更新: 2009年09月08日 14:25

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