THE STOOGES、アルバム『Raw Power』期のギタリストを迎えての再始動が決定
イギー・ポップ率いるストゥージズが、73年にリリースしたサード・アルバム『Raw Power』制作時のギタリストであるジェイムス・ウィリアムソンを迎えて、来年5月にロンドンで開催されるイヴェント〈All Tomorrow's Parties〉に出演することが決定した。
今年1月にオリジナル・メンバーであるギタリストのロン・アシュトンが心臓発作で亡くなって以来、活動再開の目処が立たないままであったストゥージズだが、バンドの存続を望むイギーは直々にウィリアムソンに電話をかけて再結成をオファーしたとのこと。彼らは、ベーシストのマイク・ワット、ロン・アシュトンの実弟であるドラマーのスコット・アシュトンと共にすでにリハーサルを重ねており、ステージでは万全の態勢で『Raw Power』を再現する模様だ。
現段階でその他のスケジュールは未定だが、ウィリアムソンは〈All Tomorrow's Parties〉での復活ライヴを皮切りに、精力的なツアーを行いたいとも発言している。ストゥージズが解散した74年以来、およそ36年の時を経て甦る伝説のラインナップが大いに注目を集めそうだ。







