リリー・フランキー率いるTOKYO MOOD PUNKSが、映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の主題歌に新曲“ストロベリー”を提供!
作家やイラストレーター、フォトグラファーとしてマルチな才能を発揮するリリー・フランキー率いるロック・バンド、TOKYO MOOD PUNKSが、11月下旬公開予定の映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の主題歌を担当することがあきらかとなった。
TOKYO MOOD PUNKSは、リリー・フランキー、富澤タク a.k.a 遅刻(グループ魂、Number the.)、笹沼位吉(SLY MONGOOSE)、松下敦(ZAZEN BOYS)、松田“chabe”岳二(CUBISMO GRAFICO)の錚々たるメンバーによって結成されたバンドで、2008年4月にシングル“ジェイミー”でCDデビュー。以降も〈ザンジバルナイト in 野音'09〉といったライヴ・イヴェントに参戦するなど、精力的に活動を行ってきた。映画の主題歌に抜擢された新曲“ストロベリー”は、バンドにとって2枚目のシングルとして、11月11日にリリースされる予定だ。リリーは今回の主題歌起用について以下のようにコメントしている。
「台本読ませて頂きました。現代の歪曲した現実に対して、とても意味のあるストーリーだと思いました。この曲は、ちょうど今回のお話を頂いたころ、ほぼ同時に作っていた曲で、詩の内容も、自分が感じるいまの社会・会社が、若者や弱者を抑圧していること、彼らがその現実をあきらめて受け入れようとしていることに憤りを感じ、書いたものです。奇遇にも映画のテーマと重なる部分が多く、勝手に御縁を感じてしまいました」。
現代社会への痛烈なメッセージが込められた彼らの新曲が、映画とともにこの冬の話題をさらうことになりそうだ。