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女性シンガー、川村カオリが乳がん闘病の末に死去

“神様が降りてくる夜”や“翼をください”などのヒット曲で知られる女性シンガー、川村カオリが7月28日午前11時1分、乳がんのため都内の病院で亡くなったことが、彼女のオフィシャルサイトにて発表された。享年38歳。告別式は親族の意向により、親族および友人のみで執り行われるとのこと。

川村は2004年に乳がんを患っていることが発覚し、治療のため左乳房を切除。2005年には活動を再開したが、2008年10月には乳がんが再発したことを公表した。その後は、治療と並行しながら音楽活動を続け、今年5月には渋谷C.C. Lemonホールにてデビュー20周年ライヴ〈20th Anniversary Live 羽化〉を実施。同月には約13年ぶりのソロ・アルバム『K』をリリースしたが、7月1日にオフィシャルブログにて、新たながん転移が見つかったことを報告。闘病を続けていたが帰らぬ人となってしまった。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。



掲載: 2009年07月28日 20:00

更新: 2009年07月29日 12:42