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MICHAEL JACKSONの遺書にはDIANA ROSSの名も。公開葬儀は7月7日にロサンゼルスで行われると報道

急逝したマイケル・ジャクソンの遺書が存在することがあきらかとなり、話題となっている。AP通信が伝えるところによると、マイケルの代理人は7月1日、ロサンゼルス地裁にマイケルの遺書を提出。遺書は7年前の2002年7月7日付となっており、それによると、およそ5億ドルとも言われる遺産のすべてを家族信託基金〈マイケル・ジャクソン・ファミリー・トラスト〉で管理することと、その財産をマイケルの母親であるキャサリン・ジャクソンとマイケルの3人の子供たちに分与し、慈善事業にも寄付することが書かれているという。

また、子供たちの後見人にも同じくキャサリンを指名。万が一の場合に備え、マイケルと親交の深かった歌手、ダイアナ・ロスの名前が後継の後見人として挙げられている。一方で、遺産相続人にマイケルの父親、ジョー・ジャクソンの名前はなく、長男と長女の母親である前妻のデビー・ロウについては、相続や養育権の対象から外すことが明記されている。

なおロイター通信によると、マイケルの葬儀は、ロサンゼルスの大型アリーナ会場、ステイプル・センターにて、現地時間7月7日に行われる。同会場は、マイケルが死の直前までコンサートのリハーサルを行っていた場所であり、復帰公演を企画していたコンサート・プロモーター、AEGが所有している。同社の社長、ランディ・フィリップスは、会場を葬儀場として家族に提供する用意があることをあきらかにしていた。同会場は2万人収容と言われているが、葬儀当日は1万1,000枚の無料入場整理券が配られる予定となっている。

マイケルの葬儀については、3日にマイケルの愛したネヴァーランドで行われるとされながら、埋葬について自治体の許可が下りないなどの理由で中止されていた。現在、マイケルの遺体は、サミー・デイヴィスJrナット・キング・コールが埋葬されているハリウッドのフォレスト・ローン・メモリアル・パーク墓地の安置室にあり、そのまま同墓地に埋葬されるのではとの憶測も呼んでいる。世紀のスーパースターが安住の地を見つけられるのは、もう少し先になりそうだ。



掲載: 2009年07月03日 21:00

更新: 2009年07月03日 21:02

ソース: oops