PEARL JAM、ニュー・アルバムを2009年末にリリース予定。映画監督のCAMERON CROWEと新たな映像作品も制作
2010年に結成から20周年を迎えるパール・ジャム。先日リリースされたファースト・アルバム『Ten』のリイシューを皮切りに様々なアニヴァーサリー企画を予定している彼らだが、その近況をバンドのギタリストであるマイク・マクレディがアメリカのラジオ番組にて明らかにした。
現在制作中のニュー・アルバムについては、既に14曲を完成させ、作業の約半分が完了。年末にはリリースされる予定とのこと。同アルバムではブレンダン・オブライエンをプロデューサーに迎えており、彼がパール・ジャムのオリジナル・アルバムの制作に携わるのは1998年に発表された『Yield』以来のこととなる。
旧友との再共演はアルバムのみにとどまらず、マイク・マクレディは20周年記念に発表する映像作品を「あの頃ペニー・レインと」などで知られる映画監督のキャメロン・クロウとともに制作していることも明らかにした。クロウ監督は、かつてグランジ黎明期のシアトル周辺を描いた映画「シングルス」を撮っており、この作品にはデビューしてから間もないエディ・ヴェダー、ジェフ・アメン、ストーン・ゴッサードといったパール・ジャムのメンバーに加え、サウンドガーデンやアリス・イン・チェインズなども出演していた。
また、ライヴ・バンドとして名を上げてきた彼らは、8月末にサンフランシスコにて行なわれる〈Outside Lands Festival〉にデイヴ・マシューズ・バンド、ビースティ・ボーイズらとともに出演が決定。さらに6月から行なわれるエディ・ヴェダーのソロ・ツアーが決定している他、テキサス州オースティンでのフェスティヴァルへの出演と、バンドの南米ツアーなどが計画されているそうだ。20周年に向けて徐々にギアをあげていく彼らから、今後も目が離せない。







