90年代から活動を続ける〈リアルB-BOY〉プロデューサー、AZZURRO（アズーロ）がアルバム『The B-SIDE』を4月15日にリリース

　1990年代にメロー・イエローのDJ GZ-Jayとして活躍し、ピーナッツ・バター・ウルフやノーバディ、マッド・ドクターX、瘋癲（ふうてん）などの楽曲をプロデュース／リミックス。同グループ脱退後、ハシム・バルーチャとのユニットILL SUONO（イルスォーノ）などで活躍し、ヒップホップの屋台骨を支え続けてきた〈リアルB-BOY〉、AZZURRO（アズーロ）が、サード・アルバム『The B-SIDE』を4月15日に発売する。

　Freez（Ramp Camp、El Nino）やINI（Mic Jack Production）、Mill(瘋癲)ら、彼自身が心からリスペクトしているラッパーたちをフィーチャリングした本作は、ジャズやエレクトロニカなどの要素をまぶしつつ、B-BOYイズムを守った男汁溢れる良盤に仕上がっている。80年代後半～90年代中盤、ヒップホップ黄金時代にリリースされた12インチのB面にアーティストの〈本気度〉を感じる楽曲が多く含まれていたことから付けられた『The B-SIDE』というタイトルからも、AZZURROの強い美学が感じられるはず。DJ KRUSHなどのハードコア&ストイックなテイストのビート好きは、迷わずチェックすべし!

AZZURRO『The B-SIDE』収録曲
1. 20000 Light-Years From Home
2. Flute Madness feat. Sarah Elia
3. I'm Not Playing 2009 feat. Freez (Ramb Camp、El Nino)
4. Pleasure
5. Vital Signs
6. From NYC To Onsa
7. Livin' Proof Pt. 2 feat. J.F.K as Jay-K、Large Iron、INI
8. Rendez-vous feat. Volfoniq (Mic Jack Production)
9. The 3rd Impact
10. Floating Dub
11. Kaikou feat. Mili (瘋癲)
12. Blind Alley Pt. 2 feat. DJ K-OGEE
13. Buonissimo feat. Shigeru Tanabu
14. The B-Side Remix
15. Berlin 2001
16. Mystic Remix