パンク・ロックの伝説、SID & NANCYの事件の真相に迫る最新ドキュメンタリー映画「フー・キルド・ナンシー」が公開に


パンク・ロックの象徴とも言える伝説のカップル、シド・アンド・ナンシーの事件の真相に迫る最新ドキュメンタリー映画「フー・キルド・ナンシー」が日本公開されることが明らかになった。
シド・アンド・ナンシーとは、セックス・ピストルズのベーシストであるシド・ヴィシャスと、そのガールフレンドとして知られるナンシー・スパンゲンのこと。破天荒な生活ぶりで注目を集めていた彼らだが、1978年にニューヨークのチェルシー・ホテルにて、ナンシーが刺殺体で発見。その事件の容疑者としてシドが逮捕されたが、保釈期間中に彼がヘロインの過剰摂取で他界したため、事件の捜査は打ち切られていた。
1986年にも、アレックス・コックス監督によって映画化されていたこの物語。今回は、シド・ヴィシャス研究の第一人者である作家のアラン・パーカーの手によって、新たにドキュメンタリーが作られることとなった。本作のために初めてメガホンを取ったというアランは、シドの母親であるアン・ベヴァリーから直々に依頼を受けて、事件を再調査。182人もの関係者にインタヴューを敢行し、更にはニューヨーク市警の捜査資料も洗い直している。未解決のまま投げ出された事件の真相に迫る渾身の力作、ファンならずとも見逃せない注目の映画だと言えそうだ。
「フー・キルド・ナンシー」は、2009年4月11日からシアターN渋谷にてレイト・ロード・ショー開始。







