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3大ジャパメタ・ヴォーカリストの新ユニット〈西寺実〉、全国ツアーがスタート!

 西田昌史EARTHSHAKER)、寺田恵子SHOW-YA)、二井原実LOUDNESS)、日本を代表する3大ハードロック・バンドのヴォーカリスト3人の名前からバンド名をとった新ユニット、西寺実(にしでらみのる)。笹路正徳をプロデューサーに迎え、70~80年代ロックの名曲をカヴァーしたアルバム『ふぞろいのロックたち 其之壱』を、2月11日にリリース。その前日、2月10日より、渋谷DUOを皮切りに、全国10ヶ所を回るツアー〈「西寺実」公演 ~日本全国膝栗毛 大江戸拠り見参~〉をスタートさせた。

 ライヴでは、CDジャケットと同じく、着物姿の3人がステージに登場。アルバムのリード・トラックである“あゝ無常”(アン・ルイス)で幕が開けると、“気絶するほど悩ましい”(CHAR)、“ボヘミアン”(葛城ユキ)と交互にヴォーカルを替えながら、アルバム収録曲を熱唱した。

 圧巻は第二部だ。5分の休憩を入れて始まったその世界は、まさにアラフォー世代直撃! ギターの寂しげなイントロが流れ始めると、一挙に観客たちが立ち上がって歓喜の声をあげる。“MORE”(EARTHSHAKER)から始まり、ジャパン・メタル史上屈指の名曲のオンパレード! メンバーそれぞれの持ち歌、“Let It Go”(LOUDNESS)、“私は嵐”(SHOW-YA)など、畳み掛けるように惜しみなく披露した。

 涙あり、笑いあり、感動あり。アンコールを含め計18曲を披露した約2時間のライヴは、日本を背負ってきた3人のヴォーカリストの粋で、自信たっぷりで、しかも自分たちが一番楽しんでた姿が、印象に残るステージであった。

 ツアーは始まったばかりだが、初日から圧巻のステージングで、クライマックスのような感動を与えてくれた西寺実。4月29日には、日比谷野外大音楽堂での主催イヴェント〈西寺実 Presents HARDなYAON 2009〉が控えており、さらに濃密でパワフルな野外ライヴを魅せてくれそうだ。

〈「西寺実」公演 ~日本全国膝栗毛 大江戸拠り見参~〉
2月28日(土) 仙台 MA.CA.NA
3月6日(金) 松山 キティホール
3月7日(土) 高知 BAY5 SQUARE
3月19日(木) 大阪 Shangri-La
3月20日(金) 札幌 cube garden
3月22日(日) 稚内 STUDIO CHARISMA
3月27日(金) 名古屋 ElectricLadyLand
4月3日(金) 福岡 DRUM Be-1

〈西寺実 Presents HARDなYAON 2009〉
4月29日(水・祝) 日比谷野外大音楽堂


掲載: 2009年02月17日 17:00

更新: 2009年02月17日 18:13

ソース: oops