〈RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO〉アーティスト・コメント第一弾! サカナクションの〈EARTH TENT〉楽屋へ潜入!!

――今日は何時入りだったんですか?
山口一郎(ヴォーカル/ギター) 16時の飛行機に乗って、17時半とか18時に北海道に着いて。
岩寺基晴(ギター) 結局、会場に入ったのは21時前ぐらいですかね?
――ホントにギリギリですね!
山口 制作中なので。レコーディングの合間を縫っての夏フェスっていう、過密日程なんですよね(笑)。
――夏フェスに7本出演って、かなり多いですもんね。(ここでベースの草刈愛美が登場)……あっ、どうぞ加わってください。だんだん人が増えていきますね~(笑)。
岩寺 スクランブルな感じで(笑)。
草刈 (レコーダーに向かって)草刈でーす。
――お気遣いありがとうございます(笑)。それで話を戻すと、今回は2度目の〈ライジング〉出演ですよね。
山口 そうですね。でも、前回は〈RISING★STAR〉っていう枠で、ご好意で出させていただいた、みたいな感じだったんですよね。CDリリースもまだでしたし。だけど、いまはCDも2枚出して――ステップアップというか、ちゃんと(招待されて)出れたっていうのが、僕たちとしては感慨深いものがありますね。地元のフェスですし。
――〈ライジング〉は、〈EARTH TENT〉であれば星を象ったような装飾が施してあったりとか、各ステージがネーミングに合わせたように組んであって、見た目も楽しいですよね。
山口 そうですね。僕、ずーっと〈ライジング〉のスタッフとして働いてたんですよ。ステージを組んだり、〈MOON CIRCUS〉でテントを作ったりしてて。だから、2年前に〈RISING★STAR〉に出た時なんか、スタッフみんな知り合いですよ(笑)。「がんばれ!」みたいな感じでしたね(笑)。
――いままでスタッフとして働いていた現場で演奏するって、不思議な気持ちじゃなかったですか?
山口 初出演の時は「出れてる!」みたいな感じだったんですけど、さすがに今年は〈サマソニ〉とかのいろんな会場を回ってきているので……今日、このあとステージに立った時にどういう気分になるかが楽しみですね。いままでのフェスは、「よし! 顔見せだ!」的な、知ってもらうためにがんばる、っていう感じだったんですけど、〈ライジング〉はたぶん、知ってるお客さんもいっぱい来てくれると思うし。
草刈 〈ただいま感〉が強いですね。
――では、特に気負いのようなものもなく?
山口 メンタルな面だったりプレイの部分だったり、何かしら成長してると思うんで、それを見せに帰ってきた鮭みたいな感じ(笑)?
岩寺 海に出た鮭が成長して、故郷の川に戻ってきた、っていう感じですね(笑)。
(8月16日、〈EARTH TENT〉出演直前のステージ裏にて)
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そして、ステージ裏トークから約1時間後の〈EARTH TENT〉は……。


ご覧のとおり、大盛り上がり! 新曲も初披露され、フロアは大ダンス大会へ突入したのでありました。ライヴというよりは、もはやレイヴの様相を呈していた彼らのパフォーマンスは、夏フェス特集〈オレらの夏フェス 予習・復習帳 '08〉の〈ライジング復習編 Part.2〉で詳しくレポートいたします。お楽しみに!!
RISING SUN ROCK FES. 2008 in EZO サカナクション セットリスト
1. インナーワールド
2. 三日月サンセット
3. サンプル
4. マレーシア32
5. 新曲
6. 夜の東側
7. 白波トップウォーター
8. ナイトフィッシングイズグッド
★☆★夏フェス総力特集〈オレらの夏フェス 予習・復習帳 '08〉も随時更新中!!







