いとうせいこう&POMERANIANS@ISLAND STAGE
うだるような暑さからから逃れ、〈ISLAND STAGE〉へ飛び込む。すると冷風のごとき、いとうせいこうのファルセット・ヴォイスが響き渡った。こういう時はラヴァーズ・ロックが生み出す清涼感がいちばんね。POMERANIANSの演奏は朝イチだというのに超ハイテンション。強力な重低音ベースが耳と腰を打ちまくる。ん? 舞台ではせいこうさんが合掌しだしたぞ。彼らのアルバム『カザアナ』に収録の名曲“なんまいDUB”が始まった。会場に響き渡るスピリチュアルな南無阿弥陀仏を聴きながら、もうお盆の季節だな、なんてぼんやりと考えてた。スモーキーなダブ・チューン“うつぶせ”の頃には、身体もほぐれまくりとろ~んとしてきて。とにかくいとうとバンドのチームワークの良さが素晴らしく、最高のグルーヴを生み出している。せいこうさんのラップが冴え渡る“Check mates”で最高潮へと突入し、終幕に。和やかなステージを予想してたが、すごくアツいパフォーマンスが繰り広げられました。
(桑原シロー)







