RAMONES結成30周年記念＆闘病のJOHNNY RAMONEを応援する目的で作られた映画「TOO TOUGH TO DIE」がDVD化され、3月12日に発売

　ラモーンズ結成30周年を迎えた2004年の9月12日、ハリウッドのアヴァロン・シアターにて、闘病中のジョニー・ラモーンを激励するために開催されたイベントの記録映画「TOO TOUGH TO DIE」。司会を務めたロブ・ゾンビをはじめ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズ、ランシドのティム・アームストロングなどなど、錚々たるメンバーにより繰り広げられた夢の競演を封じ込めたこの作品が、DVD『Too Tough To Die -A Tribute To Johnny Ramone-』として、3月12日に発売される。

　70年代から一貫して自らのスタイルを貫いたパンク・バンド、ラモーンズの生き様を描いた伝記映画「END OF THE CENTURY」公開直前のこのライヴは、彼らを愛する多くのアーティスト達の愛情溢れる演奏のほか、C.J.ラモーンとマーキー・ラモーンのリズム隊による新生ラモーンズ（！）も披露されるなど、ラモーンズ・ファンのみならず、全ロック好きにとっても興味深いところだろう。このライヴの3日後には、ジョニー・ラモーンの逝去という運命的な悲報が全世界を駆け巡ったことも印象的だ。

　そんな伝説のライヴに、インタビュー等も加えたこちらの映画。今回発売のDVDは、本編のみの通常盤のほかに、2枚組の初回完全限定生産ヴァージョンも同時発売される。ディスク2には、2007年6月29日のロサンゼルスのプレミア映像、2007年9月15日のラモーンズのオールナイト・イベント映像、レッチリのジョン・フルシアンテとアンソニー・キーディスの本編未収録インタビュー、そして2004年9月12日のライヴの映像も全曲収録。完全ノーカットのライヴ映像に加え、本編には未収録の3曲（エックス“Sheena Is A Punk Rocker”、レッチリ“I'm Against It”、マーキー・ラモーン＆C.J.ラモーン＆ダニエル・レイ“Strength To Endure”）までもが堪能できるお得な内容、欲しい方はお早めに。