サウス・ヒップホップの重鎮コンビUGKのメンバーとして知られるラッパー、PIMP Cが死去
サウス・ヒップホップの重鎮コンビ、UGKのメンバーとして知られるテキサス出身のヴェテラン・ラッパー、ピンプ・Cが12月4日、滞在していたLAのホテルで遺体となって発見された。享年33歳。同日の早朝に、地元の消防隊員が緊急コールを受けて駆けつけたが、発見時にはすでにベッドの上で亡くなっていたという。今のところ死因については明らかになっていない。
ピンプ・Cは1987年に、相棒のバン・Bと共にUGK(=アンダーグラウンド・キングス)を結成。ラップに歌、ビート・メイキングとマルチな才能を発揮して、同コンビを全国区レヴェルでの人気者へと導く。2003年には暴行罪で懲役に服し、UGKとしての活動休止を余儀なくされるが、その間にもソロ・アルバムをリリースするなどして存在感をアピール。2005年に仮釈放された後も、ソロ作品や客演仕事などでそれまで以上の支持を集め、今年8月にはUGKの新作『Undergorund Kingz』を全米アルバム・チャートの1位に送り込むなど、さらなる活躍が期待される矢先の出来事となった。ご冥福をお祈りいたします。







