RADIOHEADが過去のアルバムをまとめたボックス・セットを、CD版、デジタル配信版、USB版の3形態で12月にリリース
最新作『In Rainbows』の実験的な販売で、その動向に注目が集まるレディオヘッドだが、今度はパーロフォン在籍時代の作品を集めたボックス・セットを、専用のサイトでリリースすることが明らかになった。
今回のボックスに含まれるのは、1993年のデビュー作『Pablo Honey』から、2003年発表の前作『Hail To The Thief』までのオリジナル・アルバム6枚に、2001年のライヴ盤『I Might Be Wrong: Live Recordings』を加えた7作品。これらが、新たにデジパック仕様となった限定CDボックス版(39.99ポンド)、DRMフリー/320kbpsのMP3仕様によるデジタル配信(34.99ポンド)、バンドのマスコットとしておなじみ<ベアー>の形をした限定USB(79.99ポンド)の3形態で、12月10日に同時リリースされる予定。現在、専用サイトにて予約を受け付けている。
また今回の取り組みに関して、パーロフォンの取締役であるマイルズ・レナードも喜びのコメントを寄せており、今後の音楽流通や、アーティストとレーベルの関係性について、あらゆる可能性を示唆する出来事ともいえそうだ。







