4月30~5月6日のタワレコ渋谷店チャートはBJORK、the pillows、SCAFULL KINGなどが登場
タワレコ渋谷店総合チャート、今週の1位に初登場したのは、ビョークの通算6作目となるオリジナル・アルバム『Volta』。自身で10曲を書き上げ、プロデュースも担当した本作では、ティンバランド、アントニー・ハガティ(アントニー&ザ・ジョンソンズ)、マーク・ベル(LFO)、ブライアン・チッペンデイル(ライトニング・ボルト)、コノノNo.1、インプロ・シーンで話題の若手ドラマー=クリス・コルサーノ(ジム・オルークのユニット=恐山にも参加)をはじめとしたワールド・ワイドなメンバーとの共演が実現。彼女にしか作り得ない、独創的な世界観で魅了してくれます。そして4位には、the pillowsのニュー・アルバム『Wake up! Wake up! Wake up!』が初登場。レーベル移籍後初のオリジナル・アルバムとなる本作は、マスからコアまでいかなるロック・ファンをも納得させる音楽性とポップネスを内包。思わず〈カッコイイ!〉と叫びたくなる、充実の一枚となっております。ほか、7位にはトラヴィスの約4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『The Boy With No Name』がランクイン。プロデューサーにレディオヘッドなどを手掛けてきたナイジェル・ゴドリッチを迎えた本作においても、外連味のない素直なサウンドや、時代をも超越した不変のメロディーは健在。静かながらも胸にささる名曲が揃った秀作となっております。
一方、今週のJ-INDIESチャ-ト。今週1位の座に輝いたのは、2001年の渋谷AX公演を最後に突如活動休止状態に入ったSCAFULL KINGによるデビュー10周年記念のベスト・アルバム『SCAFULL KING』。メンバー自らが選曲し、全曲リマスタリング。さらには未発表曲“コステロ”を新たにミックスしたり、イントロ・アウトロ・インタールードを久々にメンバーが集まって録音したりしているという、ファン垂涎の入魂作となっております。続く2位には、susquatchのファースト・ミニ・アルバム『Water plant』が初登場。絶妙に交差するツイン・ギターとゆらめくベースライン。軽やかに刻まれるドラムと、繊細なコーラスワーク。それらが渾然一体となった本作は、聴き手を引き込まずにはいられない出色の仕上がりとなっております。ほか、8位にはタワーレコード限定でリリースされたH.EATの4枚目のミニ・アルバム『ジャスティネーション』が、10位にはポップ度数高めの爽やかなバンド・サウンドで人気のアンチノイズによるニュー・シングル“LOVE+MUSIC”がランクインしております。
・タワーレコード渋谷店総合チャート(4月30日~5月6日)
1. BJORK『Volta』
2. NE-YO『Because Of You』
3. AVRIL LAVIGNE『The Best Damn Thing』
4. the pillows『Wake up! Wake up! Wake up!』
5. ARCTIC MONKEYS『Favourite Worst Nightmare』
・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(4月30日~5月6日)
1. SCAFULL KING『SCAFULL KING』
2. susquatch『Water plant』
3. 0 SOUL 7『ZERO SOUL SEVEN II』
4. VARIOUS ARTISTS『Down Beat Ruler vol.1』
5. Sotte Bosse『innocent view』







