3月19日～3月25日のタワレコ渋谷店チャートは東京スカパラダイスオーケストラ、HUSKING BEEトリビュート・アルバム、world's end girlfriendなどが登場

タワレコ渋谷店総合チャート、今週の1位に初登場したのは、東京スカパラダイスオーケストラのベスト・アルバム『BEST OF TOKYO SKA 1998-2007』。永積タカシ、Chara、甲本ヒロトをゲストに迎えた〈歌モノシングル3部作〉をはじめ、モッズ界のカリスマ、杉村ルイがヴォーカリストとして在籍していた時代の“愛があるかい?”“Dear My Sister”や、インストの定番ナンバー“ルパン三世'78”“火の玉ジャイヴ”などもバッチリと網羅した本作は、ファン、バンド・メンバーともに納得の選曲!　スカパラの魅力満載の強力盤となっております!　そして3位には、インディペンデントで活動しながらも、国内パンク・シーンに多大なる影響を与えたバンド、HUSKING BEEのトリビュート・アルバム『HUSKING BEE』がランクイン。アジカン、ビークル、モンパチ、ユアソン、クラムボン、ハナレグミ、横山健、toeなど、ジャンルも世代を超えた人気アーティストたちに加え、元ハスキン・メンバーが結成したFINE LINESも参加した本作は、メンツを見ただけで感涙!な、充実の一枚となっております。続く4位には、斉藤和義のラブソング・アルバム『紅盤』が初登場。ゼクシィのCMソング“ウエディング・ソング”ほか、小説家、作詞家などと制作した既発のカヴァー曲やコラボ曲、そして書き下ろし新曲から成る本作は、恋愛のストーリーとサウンドが見事にシンクロした、珠玉の作品に仕上がっております。ほか、7位にはジャパニーズ・ピアノ・ロックの新星、SUEMITSU & THE SUEMITHのメジャー・ファースト・アルバム『The Piano It's Me』が初登場。先行シングル4枚をはじめ、クラシカルな素養とエモーショナルなロックンロールが同居した、ドラマティックな一枚となっております。

一方、今週のJ-INDIESチャ－ト。今週1位の座をゲットしたのは、world's end girlfriendの約2年ぶりのニュー・アルバム『Hurtbreak Wonderland』。初期作品で見せた斬新なエディット・ワーク、4枚目のアルバムで見られたオーケストラルな生バンドの起用など、独自のカラーを余すことなく出しきった本作は、むせかえるほどのロマンティシズムとストイックな美しさにあふれた、文句なしの大傑作となっております。続く2位には、REBEL FAMILIAのニュー・アルバム『GUNS OF RIDDIM』が初登場。秋本“HEAVY”武士による強靭なベースとGOTH-TRADによる鋼のビートがガチンコでぶつかり合う本作は、レゲエ、ダブ、ハードコア・ブレイクビーツなど、さまざまなサウンド・スタイルがすさまじい音圧で迫りくるという、熱い一枚。スリッツのアリ・アップやSHIMG02、STRUGGLE FOR PRIDEなど、興味深いゲストも参加しております。ほか、7位には東京とデトロイトを股にかけるBUSHMINDのサイケデリック・ヒップホップ・アルバム『BRIGHT IN TOWN』が、8位には伝説のパンク・バンド、ばちかぶりのリイシュー・アルバム『ばちかぶり ナゴムコレクション』が、10位には有頂天の初のメジャー・ベスト・アルバム『The Very Worst Of 有頂天』が初登場しております。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（3月19日～3月25日）
1. 東京スカパラダイスオーケストラ『BEST OF TOKYO SKA 1998-2007』
2. Mr.Children『HOME』
3. VARIOUS　ARTISTS『HUSKING BEE』
4. 斉藤和義『紅盤』
5. マキシマム ザ ホルモン『ぶっ生き返す』