12月18日～12月24日のタワレコ渋谷店チャートはThe Auris (Super) Band、Nas、曽我部恵一などが登場

タワレコ渋谷店総合チャート、今週の1位に輝いたのは、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠、globeのKEIKO、ROLLY、元JUDY AND MARYのベーシスト・恩田快人、韓国出身の人気シンガー・SE7EN、元BOOWYのドラマー・高橋まこと、川嶋あい、山田タマルという豪華アーティストによって結成された、The Auris (Super) Bandの第一弾リリース『MY WAY』。TOYOTAの新型車、AURISのCM曲となっている本作は、シド・ヴィシャスによるカヴァーであまりにも有名なあの楽曲をパワフルにアレンジ。楽し気な収録時の状況が目に浮かぶ、疾走感あふれる仕上がりとなっております。続く2位には、倖田來未のニュー・アルバム『Black Cherry』が初登場。“恋のつぼみ”“4 hot wave”“夢のうた”などのヒット曲に加え、リリースされたばかりのシングル“Cherry Girl/運命”も収録された、聴きごたえ十分の一枚となっております。そして3位には、ニューヨークが生んだ最強のリリシスト、ナズのニュー・アルバム『Hip Hop Is Dead』が初登場。ジェイ・Zの完全サポートを受けて制作された本作は、ほかにもカニエ・ウエスト、DJ プレミア、ゲームなどの強力プロデューサー&ゲスト陣が参加。ビジネス化したヒップホップ・シーンに一石を投じる、ナズ節全開のキラー・ナンバーが詰め込まれた充実作となっております。ほか、4位には氷室京介の3年4ヶ月ぶりのオリジナル・アルバム『IN THE MOOD』が登場。ロック・ヴォーカリストとしての圧倒的な存在感を放つ一枚となっております。

一方、今週のJ-INDIESチャ－ト。2位に初登場したのは、曽我部恵一のニュー・アルバム『LOVE CITY』。近作のロックンロール路線とは少々距離を置き、きらきらと輝くカラフルな作品に仕上がった本作。ソウルフルなナンバーからサニーデイを思い出させるフォーキーな楽曲、そして弾き語りや打ち込みトラックもありと、彼らしいポップス・マジックが全面に施された大傑作となっております。ほか、トップ10内では目立った動きはなかったものの、4位のELLEGARDENや6位のmaegashira、9位のOVER ARM THROWや10位のNorthern19などのメロディック・パンク勢が、相変わらずの勢いをみせております。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（12月18日～12月24日）
1. The Auris (Super) Band『MY WAY』
2. 倖田來未『Black Cherry』
3. Nas『Hip Hop Is Dead』
4. 氷室京介『IN THE MOOD』
5. 曽我部恵一『ラブシティ』