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イージーリスニング界の第一人者として知られるフランスの作曲家/指揮者、PAUL MAURIATが死去

イージーリスニング界の第一人者として知られるフランスの作曲家/指揮者、ポール・モーリアが11月3日深夜、フランス南部のペルピニャンにて急性白血病のため亡くなった。享年81歳。1925年にフランスのマルセイユで産まれた彼はマルセイユ国立音楽院で音楽を学び、卒業後ジャズ・バンドを結成してミュージシャンとしてのキャリアを開始。66年にはポール・モーリア・グランド・オーケストラを結成して、68年に発表した“ L'amour Est Bleu(邦題:恋はみずいろ)”が世界的なヒットを記録。同曲でグラミー賞を受賞して、その後も“El Bimbo(邦題:オリーブの首飾り)”“Nocturn(邦題:蒼いノクターン)”といったヒット曲を生み出し、その特徴ともいえる流麗なアレンジを施したメロディアスなサウンドが多くの人に親しまれた。また、彼は1969年の初来日以来、毎年のように来日して全国ツアーを行ったり、日本人アーティストの編曲を手掛けるなど、大の親日家としても知られていた。ご冥福をお祈りします。

掲載: 2006年11月06日 20:00

更新: 2006年11月06日 20:13