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6月5日~6月11日のタワレコ渋谷店チャートは東京スカパラダイスオーケストラ、ROSSO、AKB48などが登場

今週は半数以上6作品が初登場作品となったタワレコ渋谷店総合アルバム・チャートベスト10。そんななかプライマル・スクリームに代わって首位をゲットしたのはスカパラのニュー・アルバム。ハナレグミ、Chara、甲本ヒロトという豪華ヴォーカリストを迎えた歌ものシングル3部作も収録した本作は、タイトルとおりワイルドな勢いに漲りつつ、ポップな開放感もバッチリと封入されたさすがの完成度。2位はROSSOのニュー・アルバム。第2期終了作という触れ込みも話題の本作は、一曲一曲の長さも含めスケール感と緊張感たっぷりのロック・サウンドが新たな次元を切り拓いています。チバユウスケ、イマイアキノブが始動させた新バンド、The Birthdayも注目を集めております。7位はUK叙情派バンド、キーンのセカンド・アルバム。ファースト・アルバムの成功を経て放たれる本作は、前作以上にロック色濃厚なアグレッシヴな一枚。ピアノにエフェクトをかけたロック・サウンドがときに繊細に、ときにダイナミックに響きます。9位はSPECIAL OTHERSのニュー・アルバム。ジャム系バンド・シーンから一歩飛び出すかのようなポップで多彩なグルーヴが楽しめる一枚です。26位から10位にランクアップしたソニック・ユースの新作にも注目です。

一方J-INDIEチャート。こちらはAKB48のセカンド・シングルが順当に首位に登場。ファンのあいだでも1、2を争う人気曲であるという本作は、オリコン10位を記録した前作に続いてヒット街道を邁進しそうな勢いです。2位は、椿屋四重奏のニュー・シングル。4人目のメンバーが加入してさらなるパワーアップを果たした彼らから届いた本作は、初期衝動に溢れたロック・ナンバーに仕上がっており、まさしく新しい季節の始まりを感じさせる一枚です。4位は歌モノ・ソロ・アルバムとしては実に7年ぶりとなる藤井尚之の新作(総合でも5位に登場)。作詞に藤井フミヤ、片寄明人らを迎え、全曲を自身が作曲した意欲的作品となっており、屋敷豪太(ドラムス)などの演奏陣も含め大人の一枚といえるメロウな内容です。

・タワーレコード渋谷店総合チャート(6月5日~6月11日)
1. 東京スカパラダイスオーケストラ『WILD PEACE』
2. ROSSO『Emissions』
3. Primal Scream『Riot City Blues』
4. Red Hot Chili Peppers『Stadium Arcadium』
5. 藤井尚之『ゆるりふわり』

→6位以降はこちらから

・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(6月5日~6月11日)
1. AKB48『スカート、ひらり』
2. 椿屋四重奏『幻惑』
3. イレヴン『fortissimo』
4. 藤井尚之『ゆるりふわり』
5. INO hidefumi『Satisfaction』

→6位以降はこちらから

掲載: 2006年06月13日 19:00

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