5月15日～5月21日のタワレコ渋谷店チャートはレミオロメン、BOOM BOOM SATELLITES、the band apart／mock orangeなどが登場

今週は半数の5作品が初登場作品となったタワレコ渋谷店総合アルバム・チャートベスト10。首位レッド・ホット・チリ・ペッパーズの牙城を切り崩したのは、レミオロメンのサード・アルバム。“蒼の世界”“粉雪”“太陽の下”といったお馴染みのヒット・ソングを収録し、予想とおり前作アルバムを上回る規模での爆発的セールスを記録中です。3位はBOOM BOOM SATELLITESのアグレッシヴなニュー・アルバム。国内外問わず数々のフェスへの出演をとおしてさらにスケールアップした起爆力抜群のロック・サウンドを聴かせてくれます。5位はEGO-WRAPPIN'のニュー・アルバム。結成10周年を迎えても全く衰えることのない実験精神とクルクル移り変わるカラフルなサウンドが新しい世界をかいま見せる内容。〈口ずさめる〉メロディーの充実ぶりにも注目です。9位はMIGHTY CROWNファミリーが総登場するコンピ盤。H-MAN、YO YO-C、RYO the SKYWALKER、JUMBO MAATCH、TAKAFINなどのメンツが繰り出すビッグ・チューンが満載の内容となっております。根強い人気を誇るドノヴァン・フランケンレイター、ダニエル・パウターも引き続き注視です。

一方J-INDIEチャート。Def Techの強固な牙城を突き崩したのはthe band apartとアメリカのバンド、モック・オレンジのスプリット・シングル。the band apartの久方ぶりの新曲を収録しており、その出色の仕上がりにも大きな話題が集まっております（総合チャートでも4位と大健闘!）。2位につけたのはテルスターの1年4ヶ月ぶりの新作。前作からさらに高い次元に到達したような日本語ギター・ロックが心を震わせるミニ・アルバムとなっており、手応えたっぷりの内容です（総合チャートでも13位と大善戦!）。8位に登場したのは森田昌典（Studio Apartment）のミックスCD〈MUSeUM〉シリーズ第二弾。同盟クラブイベントとともに現在のクラブ・ジャズ・シーンを代表するシリーズといえそうです。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（5月15日～5月21日）
1. レミオロメン『HORIZON』
2. Red Hot Chili Peppers『Stadium Arcadium』
3. BOOM BOOM SATELLITES『ON』
4. the band apart／mock orange『DANIELS E.P.』
5. EGO-WRAPPIN'『ON THE ROCKS!』