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トリニダード・トバゴと日本を股にかけるソカの親善大使たち(from NEW YORK)

 今回の当コラムは思いっきり赤道近くまで南下して、トリニダード・トバゴ(以下T&T)からお届け。ケヴィン・リトルとルピーが当たり、ジャンルとしてのソカが再認識されて、本誌でもカーニヴァル込みで2年ほど前(2004年5月号)に紹介したのだが……あれ? 次のスターを待つことなく立ち消え? ……はしておりません。現地で国際化に向けての準備運動は、着々と進んでいる。あと、2~3年以内にメインストリームで活躍するソカ・スターが出てくる、必ず。その筆頭株がマシェル・モンターノ。人気の幅広さ、ステージングの強烈さから言って、ソカ界のビーニ・マンたる人物。この〈キング・オブ・ソカ〉は日本との国際親善に熱心で、一昨年と昨年は〈ダンスホール・クイーン〉のJUNKOとHEMO+MOOFIREをカーニヴァル期間中にフィーチャーし、今年はMINMIが彼のセットに登場。“サマータイム!!”のソカ・ミックスを数万人の観客の前で歌い上げてバッチリ沸かせた。一方、日本側の親善大使としてガシガシ動いているのがHEMO+MOOFIRE。3月から夏までは東京・duo MUSIC EXCHANGEにて隔月でソカのイヴェントを開催、3月25日にはドギー・スロウターとサウンドシステムのエクスカリバーをT&Tから呼ぶ。サッカーのワールドカップには〈ソカ・ウォリアーズ〉ことT&T代表も出場するし、今年はソカとT&Tが盛り上がるのは必至。とりあえず、彼らのプロモ・クリップもチェックできるウェブサイト〈www.socawarriorstt.com〉を覗いてみて。(レポート/池城美菜子)

掲載: 2006年03月23日 18:00

更新: 2006年03月24日 15:38

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