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ハリウッドの夜が華やかに彩られた〈グラミー・ウィーク〉(from LOS ANGELES)

 2月8日にステイプルズ・センターで開催されたグラミー授賞式に伴い、2月第2週のLAではまさに〈グラミー・ウィーク〉と呼ばれるほど、さまざまなイヴェントが開催された。そのなかでも話題を集めたのが、6日に開催されたフージーズによる大規模な屋外ライヴ。ハリウッドの交差点を封鎖して行われた同イヴェントには、地元ラジオ局によって配られた無料チケットの効果もあって約8,000人もの観客が集まり、一時は近隣に大渋滞を巻き起こすほどの混乱状態に。フージーズは数々の大ヒット曲や新曲“Take It Easy”などを披露し、素晴らしいショウとなった。

 また、このイヴェントとほぼ同時刻にすぐ近くのヘンリー・フォンダ・シアターにて開催されていたのが、ブラック・アイド・ピーズ主催の〈ピーポッド・チャリティー・コンサート〉。子供たちへのチャリティーを目的とした同イヴェントにはブラック・アイド・ピーズと共にセルジオ・メンデス、ジョン・レジェンド、ジャスティン・ティンバーレイクらが出演し、さらにゲストとしてエリカ・バドゥ、インディア・アリー、ファロア・モンチなどの錚々たるメンツが大集合。その翌日にはルーツ主催でジェイ・Zらが出演した招待客オンリーのライヴが開催されたりと、グラミー賞のショウケースにも劣らないスペシャルな競演がハリウッドの夜を連日盛り上げた。 (レポート/大前 至)

掲載: 2006年03月23日 18:00

更新: 2006年03月24日 15:31