3月13日~3月19日のタワレコ渋谷店チャートはASIAN KUNG-FU GENERATION、ohana、the ARROWSなどが登場
今週も7作品が初登場作品と賑やかなタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。倖田來未のベスト・アルバムから首位を奪ったのはASIAN KUNG-FU GENERATION。彼らにとって3枚目のフル・アルバムである本作は、演奏面のスキルやアンサンブルの多彩さが格段にスケールアップしたロックな一枚。後藤正文のソングライティングも前向きな勢いを感じさせます。3位はohanaのファースト・アルバム。永積タカシ(ハナレグミ)×オオヤユウスケ(Polaris)×原田郁子(クラムボン)という夢のトリオにしか生み出すことのできない天上のコーラスとリラクシンでユル~いサウンドが心行くまで堪能できます。7位は殿下のレーベル移籍第一弾アルバム。過去の作風である密室ファンクに回帰したかのような楽曲や先鋭的ヒップホップ・サウンド、ムーディーなラテン・バラードなど近年稀にみる充実の内容がファンを狂喜させております。9位はスティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン、13年ぶり(!)のソロ・アルバム。言うまでもなく細部までこだわり抜かれた高性能ポップ・サウンドがタイトに展開された逸品となっております。10位のベン・ハーパーのニュー・アルバムもブルージーかつ風通しのよさ抜群の傑作に仕上がっており、サーフ・ロックの文脈でもガッツリと支持されそうな予感です。
一方J-INDIEチャート。首位は新進イケメン男子デュオ、ELEVENのファースト・シングル。2位はthe ARROWSのタワレコ限定シングル。メジャー・デビュー前のインディーズ・ラスト・シングルとなる本作は、フィッシュマンズを思わせるダンサブルなサウンドとなにげなくも輝いている日常風景を綴ったthe ARROWS節炸裂の切なく力強い楽曲。初回限定盤なのでお早めに。3位はPolarisのベスト・アルバム。茂木欣一セレクトによって彼らの珠玉の楽曲たちが新しい息吹を吹き込まれて甦ります。8位は、話題の都市型ポップス・ユニット=TERRY&FRANCISCOのタワレコ限定シングル。以前にもニュースでお伝えしたとおり、FMリスナーをはじめ高感度の音楽ファンに熱く受容されている模様です。こちらも初回限定盤なのでお早めに!
・タワーレコード渋谷店総合チャート(3月13日~3月19日)
1. ASIAN KUNG-FU GENERATION『ファンクラブ』
2. 倖田來未『BEST~second session~』
3. ohana『オハナ百景』
4. 関ジャニエイト『F・T・O』
5. 木村カエラ『Circle』
→6位以降はこちらから
・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(3月13日~3月19日)
1. ELEVEN『fortissimo』
2. the ARROWS『二人三月』
3. Polaris『音色』
4. OVER ARM THROW『SOUNDRIP』
5. B-DASH『LET'S COLLABO』
→6位以降はこちらから