1月16日～1月22日のタワレコ渋谷店チャートはゆず、ARCTIC MONKEYS、ZAZEN BOYSなどが登場

初登場作品は4作品のタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。the pillowsに代わって首位をゲットしたのはゆずのニュー・アルバム『リボン』。昨年にベスト盤をリリースして一区切りしたのちに届けられた1年半ぶりのオリジナル・アルバムである本作。二人のパーソナルな視点が増した楽曲に新しい始まりを感じさせるフレッシュな内容となっております。3位はUKの大型新人バンド、アークティック・モンキーズのファースト・アルバム。ジャム、スミスなど伝統的なUKサウンドを継承しながらも、本作ではそれだけに留まらない折衷ぶりが新鮮な仕上がり。5位にはNYのギター・バンド、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーが再度ランクイン。口コミからオーヴァーグラウンドに広がっている人気を表しています。8位にはイエローカードのメジャー2作品目のアルバムが登場。昨年のサマーソニックにおいても圧倒的なライヴ・パフォーマンスを見せていましたが、今作はそんな勢いを象徴するような一枚に。前作にて世界的なブレイクを果たした彼らの、ヴァイオリンも含めた重厚なロック・サウンドを体験してみてください。

一方J-INDIEチャートはトップ5が全て初登場。そんななか総合チャートでも2位に食い込んだZAZEN BOYSのサード・アルバムが貫禄の首位奪取。秩序と無秩序が交錯する刺激的なロック・サウンドは増々ソリッドに研ぎ澄まされ、〈夜〉をテーマにした向井秀徳の言葉達も淫美な輝きを放つ作品。新メンバー、松下敦の強力なドラムも大きな話題を集めております。2位のステューパはエイジアエンジニアのSHUHEIとのコラボ・シングル。ポップでニュータイプなミクスチャー・サウンドがジワジワと支持されている模様です。3位はMSCのセカンド・アルバム。メンバーであるMC漢のソロ・アルバムを経た本作は、アンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンの充実ぶりを示すハードコアかつリリカルな作品で、総合チャートでも11位と高い注目度も納得。4位はNATSUMENのセカンド・アルバム。ライブ・レコーディングから構築された本作は、フリー・ジャズ、ハードコアなどを昇華した凄絶なライヴを凝縮した作品で、ステージでもお馴染みのナンバーが多数収録です。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（1月16日～1月22日）
1. ゆず『リボン』
2. ZAZEN BOYS『ZAZEN BOYS III』
3. ARCTIC MONKEYS『WHATEVER PEOPLE SAY I AM，THAT'S WHAT I'M NOT』
4. The Strokes『First Impressions Of Earth』
5. CLAP YOUR HANDS SAY YEAH『Clap Your Hands Say Yeah』