11月7日~11月13日のタワレコ渋谷店チャートは横山健、フジファブリック、Nujabesなどが登場
今週は半数の5作品が初登場作品のタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。2週連続首位のデスティニーズ・チャイルドを退けたのは、横山健。先行シングル“How Many More Times”の爆発的なヒットをうけてのリリースとなった本作は、彼のバンド〈KEN BAND〉とがっぷり4つに組んだ作品。疾走するパンク・サウンドのなかにキャッチーなメロディー、深みのある歌詞を盛り込んだ、彼にしかできない内容はさらなる人気を獲得しそう。2位にはフジファブリックのセカンド・アルバム。より多彩になったアレンジのもと、独特の展開力、メロディーの美しさに磨きをかけた傑作となっております。セルフ・プロデュースも吉と出たよう。5位はBENNIE Kのニュー・アルバム。“Dreamland”“Sky”などの大ヒット・シングルはじめアイデア豊かなラップと歌に溢れた作品です。8位はベイビーシャンブルズのデビュー・アルバム。リバティーンズ後、UKロック・シーンの問題児、ピートが新たに結成したロック・バンドということで話題性も充分ですが、音のほうも彼の憎めない生きざまを反映したルーディーな仕上がりです。17位から7位へランクアップしたリンプ・ビズキットのベスト盤、27位から9位へランクアップしたサンタナのニュー・アルバムなども注目。
一方J-INDIEチャート。もちろんこちらの首位は総合チャート同様、横山健。2位は、Nujabesの待望のセカンド・アルバム『Modal Soul』。Nujabes独自のメロウで温かみのあるループを軸にしたヒップホップ・サウンドが一層の深化を果たした作品となっており、ファイヴ・ディーズのペイス・ロックなど前作からの流れのゲスト陣に加え、あのテリー・キャリアーとのコラボレーションも収録。5位には井出靖があらたに立ち上げたGRAND GALLERYレーベルからリリースされた豪華コンピ盤。FreeTEMPO、STUDIO APARTMENT、Jazztronik、F.P.M.など、クロスオーヴァー・シーンの人気アーティストの楽曲が集った鉄壁のラウンジ・ダンス・ミュージック・コンピ盤となっております。9位には新鋭ブレイクビーツ・ユニット、MU-STARSの初アルバムが登場。こちらも注目です。
・タワーレコード渋谷店総合チャート(11月7日~11月13日)
1. 横山健『NOTHIN' BUT SAUSAGE』
2. フジファブリック『FAB FOX』
3. Nujabes『Modal Soul』
4. Destiny's Child『No.1S』
5. BENNIE K『JAPANA RHYTHM』
→6位以降はこちらから
・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(11月7日~11月13日)
1. 横山健『NOTHIN' BUT SAUSAGE』
2. Nujabes『Modal Soul』
3. OCEANLANE『KISS & KILL』
4. ロロロ『ファンファーレ』
5. Various Artists『TOKYO LUXURY LOUNGE』
→6位以降はこちらから







