10月10日~10月16日のタワレコ渋谷店チャートはORANGE RANGE、Hard-Fi、COOL DRIVEなどが登場
今週は半数以上の6作品が初登場作品のタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。サザンオールスターズに代わって首位をゲットしたのはORANGE RANGE。ミリオン越えを果たした前作『musiQ』に続いて好発進を見せた本作『NATURAL』は、“お願い! セニョリータ”“キズナ”“ラヴ・パレード”などの大ヒット・シングルを収録しつつ、全19曲のヴォリュームが有無をいわせぬ迫力と勢いを感じさせます。なにはともあれ2005年を代表する一枚。5位はパンク、ダブ、スカ、レゲエなどさまざまなジャンルを高密度にミックスしつつ、ストリートからのリアルなアジテーションを吐き出すロンドンのバンド、ハード・ファイのデビュー盤。7位はエレクトロニカ・シーンの大物、ボーズ・オブ・カナダの新作。サイケデリックで儚気な音像とヒップホップ以降のビート感が融合した世界観が多くの音楽ファンの心をとらえている模様です。8位はアリシア・キーズのアンプラグド・ライブ盤。シンプルな編成によってソウルフルな歌声が際だっております。10位はUSロック・シーンの新たなヒーローとも目されるバンドのセカンド・アルバム。エモもヘヴィ・ロックも飲み込んだ疾走感溢れるアンサンブルと美しいメロディーが圧倒的な作品です。
一方J-INDIEチャート。こちらは総合でも3位に初登場したCOOL DRIVEのタワレコ限定ベスト・アルバムが首位をゲット。先日のライブで8年に及ぶバンド活動を休止することとなった彼らからの最後の贈り物ともいえる本作は、貴重な未発表ライブ・ヴァージョンも含む珠玉の楽曲集となっております。3位は平均年齢22歳のグラム・ロック・バンド、HER CIGARのデビュー・ミニ・アルバム。総合でも11位と健闘を示している本作は、ギラギラとしたロックの妖しい魅力を放っております。4位はオアシスなどでお馴染みのクリエイション・レーベルが立ち上げたヒップホップ/R&Bレーベル、hiptonesからデビューを果たした16歳の邦人女子高生のデビュー・シングル。5位に登場した犬式、cro-magnon(元Loop Junktion)などが主宰する運動体、nbsaのコンピ盤も厚い支持を得ています。
・タワーレコード渋谷店総合チャート(10月10日~10月16日)
1. ORANGE RANGE『NATURAL』
2. サザンオールスターズ『キラーストリート』
3. COOL DRIVE『COOL DRIVE THE BEST』
4. Franz Ferdinand『You Could Have It So Much Better』
5. Hard-Fi『STARS OF CCTV』
→6位以降はこちらから
・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(10月10日~10月16日)
1. COOL DRIVE『COOL DRIVE THE BEST』
2. The Midwest Vikings『VAMOS TOKYO!』
3. HER CIGAR『HEROINE』
4. SATOMI『HEARTBREAKER』
5. Various Artists『nbsa+x÷~自然発火~』
→6位以降はこちらから







