9月12日～9月18日のタワレコ渋谷店チャートは山下達郎、BON JOVI、椿屋四重奏などが登場

今週は4作品が初登場作品のタワレコ渋谷店総合アルバムチャートベスト10。Dragon Ashに代わって首位に飛び込んだのは、山下達郎の待望のニュー・アルバム『SONORITE』。シュガーベイブの『SONGS』から数えて音楽活動30年目に届けられる本作は、7年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。“忘れないで”“MIDAS TOUCH”“太陽のえくぼ”などのシングルも収録しつつ、ポップスとしての圧倒的な完成度のなかでプロトゥールスによる05年の達郎サウンドが新機軸をみせる冒険作となっております。2位はボン・ジョヴィの3年ぶり9作目のオリジナル・アルバム。華々しいプロモーション来日も話題を集め、不動の人気を誇るヴェテラン・ロック・バンドの底力をまざまざとみせつけております。3位はハナレグミ初のベスト・アルバム。これまでのシングル曲にプラスしてニッカウヰスキーのテレビCM曲“夢で逢いましょう”、大沢誉志幸のカヴァー“そして僕は途方に暮れる”、冨田ラボに参加した“眠りの森”などを含めた集大成的一枚です。8位に登場したデンマーク産バンド、ミューの練り上げられたニュー・アルバムにも注目。

一方J-INDIEチャート。こちらは伊豆大島出身のシンガー・ソングライター、宇山基道のニュー・シングルが首位。次いで2位は椿屋四重奏のセカンド・フル・アルバム『薔薇とダイヤモンド』。総合でも5位に登場した本作は、スケールの大きいアンサンブルと〈和〉の精神、妖艶なロックスターのオーラがさらに独特の魅力を放つ作品です。現在のシーンには少なくなった大型バンドといえます。4位はhare-brained unityのタワレコ先行販売ニュー・シングル。下北を中心にライヴハウス・シーンで知名度を大きくしている彼らの勢いを感じさせる作品です。6位はHazel Nuts Chocolateのセカンド・アルバム。打ち込みとギター・サウンドがせめぎあうキュートでカラフルなポップ・ワールドが幅広い支持を集めている様子です。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（9月12日～9月18日）
1. 山下達郎『SONORITE』
2. Bon Jovi『Have A Nice Day』
3. ハナレグミ『hana-uta』
4. Sigur Ros『Takk...』
5. 椿屋四重奏『薔薇とダイヤモンド』