5月30日～6月5日のタワレコ渋谷店チャートはCOLDPLAY、THE WHITE STRIPES、Big Birdなどが登場

今週は大きな変動のないタワレコ渋谷店総合アルバムチャート。そんななかやはり強いのはオアシス。オリコンチャートでも快挙を成し遂げた彼らですが、今週も首位をガッチリ堅持。2位にはコールドプレイの久方ぶりの新作『X&Y』が初登場。いまやオアシス同様UKを代表するバンドとなった彼らの新作というだけあって、大きな支持を集めております。UK叙情派独特のメランコリアを持ったドラマチックな楽曲が満載で、シンセ・サウンドの導入など意欲的な試みも随所にみられる作品となっております。フロントマン、クリス・マーティンの魅力も全開です。4位はホワイト・ストライプスの新作『Get Behind Me Satan』が初登場。ドラムとギターから放たれるブルージーかつガレージーな剥き出しのロック・サウンドが添加物ナシの荒々しさです。5位はbonobosのセカンド・アルバム。レゲエ／ダブを基調に、打ち込みや細かな音響構築にも大胆に取り組んだ野心的な成長作となっております。地味に順位を上げるDef Tech、コモンなどベスト10内には他にも精鋭がいっぱいです。

一方J-INDIEアルバム・チャート。こちらも大きな変動はない模様。Def Tech、the band apartの2強は衰えることのない強さをみせております。6位にはBig Birdの4曲入りシングル“手紙”が初登場。素朴かつ普遍的なメロディーと暖かみのある言葉が詰まった、良質ポップスの旨味をこれでもかとみせつける彼らは、ジワジワとそのシンパを拡大している模様です。7位は痛快無比なパンク・バンド、SHACHIのミニ・アルバム。海北大輔（LOST IN TIME）、アンドリュー（FUCK YOU HEROES）他の豪華ゲストも参加した風格バッチリのアルバムとなっております。9位はCREAM PUFF NOIDEのアルバム『stride』。ギター・サウンドと独特の詩世界が融合した激しくも繊細な作品となっており、こちらも要チェックです。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（5月30日～6月5日）
1. Oasis『Don't Believe The Truth』
2. Coldplay『X&Y』
3. Black Eyed Peas『Monkey Business』
4. The White Stripes『Get Behind Me Satan』
5. bonobos『electlyric』