1月17日~1月23日のタワレコ渋谷店チャートはサンボマスター、FreeTEMPO、ザ・ガールハントなどが登場
スピッツ、100s、銀杏BOYZとタワレコ・アーティストが上位を占めた先週のタワレコ渋谷店総合アルバム・チャートに続き、今週のトップに躍り出たのはサンボマスターのセカンド・アルバム。昨今の注目度の高まりから見ても順当なチャート・アクションと言えますが、それにしたってスゴイ。ギミックゼロの〈日本語ロック〉で真正面からシーンを打ち抜いてしまった3人を改めて表彰したい思いでございます。2位はGLAYのバラード・ベスト盤。こちらも順当な支持を集めております。7位はさまぁ~ずのライブ中に登場するバンド、マイナスターズの待望の音源。21世紀のクレイジーキャッツかドリフかといった感じの笑いと音楽を巧みに融合した作品となっています。9位には仙台発のクラブ・ミュージック次世代、FreeTEMPOの美麗な新作。洗練されたブラジリアン・ハウスのなかに熱気を感じさせる作品です。10位はエモーショナルなギター・バンド、テルスターの2年ぶりのサード・アルバム。洋楽勢では先週5位から3位にランクアップを果たしたケミカル・ブラザーズがロック~ダンス・ミュージック・ファンの熱い支持を集めている様子です。
そしてJ-INDIEアルバム・チャート。銀杏BOYZの2枚看板は磐石の構えを見せておりますが、そんななか3位に初登場したのはザ・ガールハントの新作『僕の由来』。〈へたれロック〉と愛情を込めて讃えられる彼らのサウンドは、銀杏BOYZとおなじく人間味に溢れており、多くのシンパを生んでいる模様です。5位はMIGHTY JAM ROCKの新作カセット。というか、カセットでここまで売り上げるアーティストはそうはいません。6位はBANDWAGONのミニ・アルバム。オルタナティヴ・ロックを基調にしながら、エモコア、ポスト・ロックのイディオムを絶妙に取り入れたサウンドが注目を集めております。7位は元SNAIL RAMPのAKIOが新たに始動させたロック・バンド、KOOLOGI。本作はメジャー・デビュー盤と同時にリリースされたTシャツ付きインディーズ盤となっております。もちろん限定盤となっておりますのでファンはお早めに。
・タワーレコード渋谷店総合チャート(1月17日~1月23日)
1. サンボマスター『サンボマスターは君に語りかける』
2. GLAY『BALLAD BEST SINGLES-WHITE ROAD-』
3. The Chemical Brothers『PUSH THE BUTTON』
4. 100s『OZ』
5. スピッツ『スーベニア』
→6位以降はこちらから
・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(1月17日~1月23日)
1. 銀杏BOYZ『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』
2. 銀杏BOYZ『DOOR』
3. ザ ガールハント『僕の由来』
4. こっこちゃんとしげるくん『SING A SONG ~NO MUSIC, NO LOVE LIFE~』
5. MIGHTY JAM ROCK『MIGHTY JAM ROCK V8』
→6位以降はこちらから







