ニュース詳細

12月20日~12月26日のタワレコ渋谷店チャートはKinki Kids、氷室京介、the band apartなどが登場

今週は初登場アーティストこそ少ないものの、内部で変動の激しいタワレコ渋谷店総合アルバム・チャート。先週の浜崎あゆみに代わって首位を奪取したのはKinki Kidsのベスト・アルバム『KINKI SINGLE SELECTION II』。“夏の王様”から“ね、がんばるよ。”までの全14曲を収録した本作。改めてキンキの曲はイイ曲揃いであることがわかります。2位に初登場したのは氷室京介のライブ・アルバム。本作は2004年8月22日に東京ドームにて行われた一夜限りのスペシャルGIGで、BOOWYナンバーを惜し気もなく歌いまくる究極のトリビュート・ライブとも言えるもの。8位から3位にジャンプアップしたのはジェイ・Zとリンキン・パークのコラボレーション作、19位から7位にジャンプアップしたのはU2の約4年ぶりのオリジナル・アルバム『How To Dismantle An Atomic Bomb』。さすがに強いです。22位から8位にジャンプアップしたのは『MASTER PIECE MIX CD』。こちらはヘヴィ・ロックの見本市のような作品で、先物買いに最適です。

そしてJ-INDIEアルバム・チャート。こっこちゃんとしげるくんの独裁体制を崩して首位に飛び込んだのはthe band apartの新作『RECOGNIZE ep』。メロコア的疾走感のなかに、ボサノヴァやジャズ、フュージョンなどのエレメンツを溶けこませる独特すぎる音楽性はさらに深化を遂げております。ライブハウス・シーンでの人気の確立ぶりも含め、いまや〈出せば売れる〉バンドのひとつといっていいでしょう。そして2位は総合チャートでも5位に初登場したエイジアエンジニアのファースト・ミニ・アルバム『Groovinユ Group』。4MCから繰り出される息の合ったマイクリレーと、フックの効いたメロディーがロック・ファン、ヒップホップ・ファンに実力をアピールしております。そして6位が、曽我部恵一率いるレーベル、ROSE初のコンピレーション・アルバム『私たちの音楽vol.1』。曽我部恵一をはじめ、LANTERN PARADE、OO TELESAなど所属アーティストたちによるカラフルな新曲がたくさんです。


・タワーレコード渋谷店総合チャート(12月20日~12月26日)
1. Kinki Kids『KINKI SINGLE SELECTION II』
2. 氷室京介『モ21ST CENTURY BOOWYS VS HIMUROモ AN ATTEMPT TO DISCOVER NEW TRUTHS』
3. Jay-Z/Linkin Park『Collision Course』
4. 浜崎あゆみ『MY STORY』
5. エイジアエンジニア『Groovinユ Group』

→6位以降はこちらから

・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(12月20日~12月26日)
1. the band apart『RECOGNIZE ep』
2. エイジアエンジニア『Groovinユ Group』
3. こっこちゃんとしげるくん『SING A SONG ~NO MUSIC, NO LOVE LIFE~』
4. hybrid-180『my strength』
5. CUBISMO GRAFICO FIVE『SEEDY』

→6位以降はこちらから

掲載: 2004年12月29日 17:00

更新: 2004年12月29日 17:52