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名古屋ヒップホップ・シーンの顔役ラッパー、TOKONA-Xが急逝

 Illmariachi、M.O.S.A.D.に在籍し、名古屋ヒップホップ・シーンの隆盛を支えたMC、TOKONA-Xが22日、熱中症による体力低下のため逝去した。

彼は、ECDのプロデュースによるヒップホップ・イベント〈さんぴんCAMP〉の出演で96年にデビューして以来、ラッパ我リヤ、餓鬼レンジャー、OZROSAURUS、ACKEE & SALTFISH、MUROら数多くのアーティスト作品で客演。痛烈なメッセージとユーモアが混在したリリックと、スキルに裏打ちされた型破りなフロウがリスナーのみならず多くのアーティストたちからも支持された。02年にM.O.S.A.D.のアルバム『Great Sensation』をリリースした後、03年には初のソロアルバム『トウカイテイオー』をDef Jam Japanよりリリース。DABO、BIGZAM、FORCE OF NATUREらが参加した充実作として、地元名古屋はもちろん全国区で大きな話題を集めた。

今後発売される参加作品は、同朋・刃頭のアルバム『日本代表』、彼がフィーチャリングしている楽曲を集めたセレブプロダクションのコンピレーション・アルバム『GIANT foot STEP』の2枚(共に12月22日発売予定)。さらに地元名古屋のインディ・レーベル、MOBB STAR RECORDSより発売されるコンピレーションへの参加が予定されていた。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

※TOKONA-XとEQUALによる対談記事はこちらです。

掲載: 2004年11月25日 20:00

更新: 2004年11月26日 22:28

ソース: oops