ジム・オルーク、細野晴臣らも絶賛。スウェーデン歌姫Stina Nordenstam新作発売
各国の音楽メディアから〈北欧の歌姫〉と評されている女性シンガー・ソングライター、スティーナ・ノルデンスタム。彼女の6枚目となるアルバム『The World Is Saved』が本日10月20日に発売された。ビョーク、リッキー・リー・ジョーンズらを引き合いにだされながらも、唯一無二の個性を発揮してきた彼女。新作は地元スウェーデンのミュージシャンらとのコラボレートによって作られた、90年代中盤にリリースされた過去作にも通じるパーソナルかつ奥行きのある作品。あらゆる感情が煮詰められたかのようなヴォーカリゼイションと緻密なトラックとの融合が、エキセントリックな世界観を生み出している。
ほとんどメディアに登場することがないことから、〈知る人ぞ知る〉存在となっているスティーナ嬢ですが、03年に日本でも大ブレイクを果たしたデンマークのロックバンド、ミュー(Mew)のアルバム『Frengers』でその声を耳にしている人も少ないはず。細野晴臣、中納良恵(Ego-Wrappin')、布袋寅泰、ジム・オルーク、シガー・ロスなど、ジャンルを超えた数多くのアーティストから絶賛されている理由は、本作を聴けば納得できるのではないでしょうか。