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MILES DAVISの伝説のライヴを収めたDVD『マイルス・エレクトリック(仮)』発売

俗に〈電化マイルス〉と呼ばれる1970年代のマイルス・デイヴィス。エレクトリック楽器を導入し、ロックやファンク、アフロといった様々な音楽を飲み込んだ、グルーヴのるつぼとでも言うべき演奏を繰り広げていた当時のマイルスの貴重なライヴを収めたDVD『マイルス・エレクトリック(仮)』が11月25日にリリースされる。本作に収録されるのは、1970年に開催されたロックフェス〈ワイト島ミュージック・フェスティヴァル〉に出演した際のマイルス一団の演奏で、曲目は前年にリリースされた傑作『Bitches Brew』収録曲を怒濤のメドレーで披露した“Call It Anything”1曲、38分(!)。これに加え、キース・ジャレットやチック・コリアといったバックミュージシャン全員が当時を振り返るドキュメンタリーや、スタジオやライヴでのセッション・データベースなどが収録される予定。菊地成孔率いるDATE COURCE PENTAGON ROYAL GARDENの活躍などで、エレクトリック期のマイルスに再び注目が集まっている中、まさにジャストかつ決定的なアイテムの登場と言えるでしょう。

掲載: 2004年09月28日 17:00

更新: 2004年09月28日 17:33

ソース: oops