8月9日～8月15日のタワレコ渋谷店チャートはTHE PRODIGY、槙原敬之、HATE HONEYなどが登場

今週のタワレコ渋谷店総合チャート首位は、bounce8月号の表紙も飾ったプロディジーの約7年ぶりの新作が強奪。パンク・ロック、ブレイクビーツ、ヒップホップなどをレイヴ・カルチャー以降の感性でミクスチャーしたような過激なビートの数々を、ハリウッド女優、ジュリエット・ルイス、オアシス、トゥイスタなどの豪華参加アーティストが彩る重量級の作品となっております。燃えます。そして2位は槙原敬之のこれまたひさしぶりの新作『EXPLORER』が登場。なんといっても“世界に一つだけの花”の槙原ヴァージョン収録が話題です。3位は、おりからのサーフ・アコースティック・サウンド旋風に乗って、ジャック・ジョンソン主宰レーベル〈Brushfire〉からの新作をリリースしたGラヴ。イイ感じにレイドバックしつつも、ブルージーかつクールなサウンドを聴かせてくれます。5位は話題の反ブッシュ・パンク・コンピ『ROCK AGAINST BUSH VOL.2』。前作につづいてグリーン・デイ、バッド・レリジョン、ランシド、ラグワゴンなどの豪華メンツが楽曲を提供。11位には注目R&Bアクト、ヒューストンが登場。

そしてJ-INDIESアルバムチャート。首位は、総合チャートでも14位を獲得したHATE HONEYの新ミニ・アルバム『LOST DYE DISPERSE BEACH』がゲット。轟くようにヘヴィーなロック・サウンドが唯一無比の存在感を放ち、熱狂的なシンパを増やし続けている彼らひさびさのリリースだけに注目度も高かった模様。Imitation PoPs宇宙戦隊 NOIZの4曲入りミニ・アルバム『バトルカプセルから愛を込めて』も堂々2位に登場。ものすごいバンド名ですが〈日本のキッス〉とも〈四国系スペイス・ヒーロー・ロック〉とも称される彼らは、徹頭徹尾コンセプチュアルなロックンロールを確かなテクニックで奏で、ジワジワと認知度を高めています。9位に初登場したミュール・トレインは、オーセンティック・スカ第3世代と呼ばれる注目バンド。〈間〉を大切にしたゴキゲンなルード・ミュージックを提供してくれます。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（8月9日～8月15日）
1. THE PRODIGY『always outnumbered,never outgunned』
2. 槙原敬之『EXPLORER』
3. G LOVE『HUSTLE』
4. V.A.『MOSH PIT ON DISNEY』
5. V.A.『ROCK AGAINST BUSH VOL.2』