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〈FUJI ROCK FESTIVAL〉帰りのFERNANDO SAUNDERSがタワレコ渋谷店にご来店!

〈FUJI ROCK FESTIVAL〉初日、苗場を壮大なるロック・ポエットで包み込んだルー・リード。このルー・リードのツアー・バンド・メンバー(ベース)でもあり、最新ライヴ盤『Animal Serenade』のプロデュースも担ったフェルナンド・ソーンダースが8月1日(日)、タワレコ渋谷店にご来店! 自身の新作『I Will Break Your Fall』を前に微笑みつつ、フェイヴァリット盤をピックアップしてくれました。ジェフ・ベック、スティーヴ・ウィンウッドなど錚々たる音楽家と仕事を共にしてきた才人にとっての名盤とは……。

「僕が影響を受けたアルバム三枚。ああー難しいな。今すぐ答えないといけない?(フェルナンドが参加したジェフ・ベックのライヴ盤をみながら)そういえば、ヤンとジェフがリユニオンするって聞いたんだけどこの話し知ってる? 僕とヤンは、トニー・ウィリアムスが死んだ時、追悼のコンサートをやったきりだな。えーと一枚目は、そうだね。マイルス・デイヴィスの『In A Silent Way』。それに、ええと、シークレット・ガーデンかな。たまたまなんだけど、ルーのロード・マネージャーは、シークレット・ガーデンも手伝っているんだ。そんなこと知らなかったんだけど、ある時彼がシークレット・ガーデンのT-シャツを着てたから、僕はシークレットガーデンは大好きといったら、彼等も僕の新しいアルバムをとてもすきだって彼が言うんだ。それで、彼が間に入っくれて、もしかすると彼等と僕でアルバムを一枚つくるかもしれない。それにルー・リードの『The Blue Mask』かな。新しいライヴ(『Animal Serenade』)も大好きなんだ。僕も歌っているんだ。“Revien Cherie”は、ルーと僕が知り合ったとき、スタジオで軽く指ならしに弾いてたら、ルーは〈これ、誰の曲?〉ってきいてきたんだ。それでこれは僕の曲っていうと、なんだかとてもうれしそうだった。それから十数年たってルーのツアーのリハでこの曲を弾いていたら、やっぱりルーがやってきて〈今弾いてるのそれはなに?〉って聞いてきたんだ。それで〈僕の昔の曲さ〉というと、じゃあライブでこの曲やってよ! なんて言うんだ。ルーは昔のことは忘れてるみたいだけれど、何か、感慨深いよ。だから本当は『Animal Serenade』と言いたいところだけど、ルーの音楽で好きなアルバムと言えば、やっぱり『The Blue Mask』だね」。

▼文中に登場したフェスナンド・ソーンダースのフェイヴァリット盤

掲載: 2004年08月03日 13:00

更新: 2004年08月03日 13:49