5月31日～6月6日のタワレコ渋谷店チャートにはlocofrank、BEASTIE BOYS、曽我部恵一他が登場

今週のタワレコ渋谷店総合チャートの首位を奪取したのは熱い大阪のメロコア3人衆、locofrank!　先週首位のELLEGARDENにつづいて元気なメロコア旋風がタワレコを襲撃している模様。そして2位に着けたのが我らがビースティ・ボーイズなんと5年ぶりの新作『TO THE 5 BOROUGHS』!　オールド・スクール・フレイヴァーを増しながらも、あの底抜けのパーティー感は健在で、現在のNYへの想いも含めてシリアスかつ楽しい作品になっております。そして3位はアクセル以外の元ガンズ&ローゼズの面々が元ストーン・テンプル・パイロッツのヴォーカリスト、スコット・ウェイランドなどを迎えて結成した怒級の新バンド、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのファースト・アルバム『CONTRABAMD』!!　まさに直球のロックンロール（ベタ）作品となっております。また、8位のソニック・ユース、9位のBUGといった初登場組も注目ですが、30位から6位にジャンプアップしたUKロックの超新星、フランツ・フェルディナンドの動向が気になります。

そしてJ-INDIEアルバムチャート。こちらは先週のELLEGARDEN同様、総合、インディー首位を制したlocofrankを紹介せずにははじまりません。前作『starting AGE』からジワジワと着火しだした勢いは本作『ripple』で爆発した模様。定評のあるライブのスゴミを音盤に焼きつけたかのような充実の作品です。そして3位のBUG、4位の久しぶりすぎるTHE JERRY LEE PHANTOMとロックな初登場組がつづいたところで、5位に静かに登場したのは曽我部恵一のライブ・アルバム『shimokitazawa concert』。ただの弾き語りライブに終わることのない、ただならぬ〈気〉みたいなものが充満した作品となっており、フィッシュマンズのカヴァー“baby blue”なども収録。そして9位には前述したlocofrankの前作『starting AGE』が再ランクイン!　

・タワーレコード渋谷店総合チャート（5月31日～6月6日）
1. locofrank『ripple』
2. BEASTIE BOYS『TO THE 5 BOROUGHS』
3. VELVET REVOLVER『CONTRABAMD』
4. m-flo『ASTROMANTIC』
5. AVRIL LAVIGNE『UNDER MY SKIN』