RUSSEL SIMMONS、共和党全米大会と同じ日に反戦ヒップホップ・イベント
ヒップホップがいまのアメリカに対して何ができるのか? シーンの大御所、ラッセル・シモンズ)が、この夏の終わりにその答えをはっきりと示すことになりそうだ。来る8月30日、マディソン・スクエア・ガーデンにおいてブッシュ大統領率いる共和党が全米大会を行う予定だが、ラッセルはそこにぶつける形で、ちょうど同会場が位置する24丁目から34丁目の間を占拠して、これまでで最大規模の集会〈The March On New York〉を企画しているらしい。現在のところどんなアーティストが参加するかは未定だが、これまでにもジェイ・Zやマライア・キャリー、P・ディディらを担ぎ出してきた彼のこと、ヒップホップ/R&B界の大物を引っ張り出してくることは確実。イラク情勢が泥沼状態に入っているなか、反戦の姿勢を貫いてきたラッセルがこの集会を通じてアメリカの現状に一石を投じられるかどうかに注目が集まっている。