JOHN CLTRANEを支えたジャズ・ドラマー、ELVIN JONESがニューヨークにて逝去
ジャズ・ドラマー、エルヴィン・ジョーンズが5月18日(火)に亡くなった。享年76歳。1927年9月9日ミシガン州ポンティアック生まれ、サド・ジョーンズ(トランペット)、ハンク・ジョーンズ(ピアノ)ら音楽兄弟の中で育った彼は、1946年から49年まで軍隊での生活を経て、デトロイト、ニューヨークを中心にジャズ・ミュージシャンとして活動を開始。1960年からはジョン・コルトレーン・カルテットの一員として彼を支え、コルトレーンの爆発的なソロを支えるドラミングで、その才を広く知られるように(コルトレーンの名作『Love Supreme』を収録したのは、40年前の1964年)。その後もサポート、バンドリーダーとして、ビバップからモード、フリー~スピリチュアルへと展開していくジャズ世界の中で常に重要な役割を果たした。
その名演の数々は〈インパルス〉、〈ブルーノート〉、〈アトランティック〉ほか多くのレーベル音源より聴くことができます。また、奥方が日本人であり親日家としてしられる彼は、日本国内でも多数のライヴ盤を収録。謹んでご冥福をお祈りいたします。