富士ゼロックスCMで、お茶の間にヒューマン・ビートボックスを響かせる男はナニモノ?
現在TVオンエアされている富士ゼロックスCMで、マイク1本でさまざまなビートを操る(ヒップ・ホップ・カルチャーでは「ヒューマンビート・ボックス」と呼ばれるテクニック)男が現れ、お茶の間を賑わしている。その男の名は“AFRA”。大阪吹田市出身の20代半ばのヒップ・ホップ・アーティストだ。高校2年生のとき、ニューヨークで初めてヒューマン・ビートボックスを目撃し、それ以来独学でこの技を磨いた。大阪時代にはスチャダラパー(SDP)のシンコがメインDJを務めるクラブイベントでヒューマン・ビートボックスを披露。一部でその驚愕のパフォーマンスが話題になる。
高校卒業とともに、再びニューヨークへ渡りアルバイトをしながら現地のさまざまなクラブイベント、ライブへ出演を果たしている。昨年はシンコのプロデュースで初のアルバム“Always Fresh Rhythm Attack ”をリリース。日本で行われたレコーディングの合間を縫って、オルガンプレーヤーのタッカーと共にフジロックへ出演するなどしていた。CMが話題のなか今後の活動に俄然注目が集まっている。
オリジナルアルバムの他に、ロボ宙の“銀河飯店”、BOOの“post soulman ”などでもAFRAのヒューマン・ビートボックスを聴くことができるので、ぜひチェックを!!