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9月8日~14日のタワレコ渋谷店チャートをわかりやすく分析

リキッドルームでのDJセット来日も好評を博したケミカル・ブラザーズ初のシングル・コレクションが堂々1位、サマソニ来日では一際盛り上がっていたと噂のUSミクスチャー・バンド、ゼブラヘッドが2位と初登場洋楽勢がワン・ツー・パンチを決めた今週のタワレコ渋谷店総合チャート。6位に初登場のスティングも根強い支持を集めておりますが、ここはやはりケミカルの偉大な足跡を『Singles93-03』でいまこそ振り返りたいところです。 “Setting Sun”“Block Rockin' Beats”“Star Guitar”といった収録された多数の代表曲を聴けば、彼らがそのロッキン・ブレイクビーツで常にフロアを沸せ続けてきた理由がわかるってもんです。

そしてJ-INDIEアルバムチャートは総合でも4位に初登場したSchliemannのファースト・アルバム『11pieces』がブッチギリで首位を奪取。タワレコ渋谷店独占販売だけに当然といえば当然。昨年デビューしたばかりのロック・バンドである彼らは、ジョン・レノンやレニー・クラヴィッツなどをフェイヴァリットに挙げ、下北沢などでエネルギッシュなライヴ活動を続けて着実に支持を伸ばしてきた3人組。それ以外は大きな変動はそれほどない今週のインディー・チャートですが、6位に初登場のfarmstayに注目。アジカンなどに通じるギターロックにねじれたアレンジを加える4人組のミニ・アルバム『無限ワープ』は相当鋭いセンスとユーモアを感じさせる作品。その突拍子もない感じがハマりますよ。

・タワーレコード渋谷店総合チャート(9月8日~9月14日)

1. THE CHEMICAL BROTHERS『THE CHEMICAL BROTHERS SINGLES 93-03』
2. zebrahead『MFZB』
3. Every Little Thing『Every Best Single 2』
4. Schliemann『11 pieces』
5. Dir en grey『VULGAR』

→6位以降はこちらから

・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(9月8日~9月14日)

1. Schliemann『11 pieces』
2. Hawaiian 6『ACROSS THE ENDING』
3. BEAT CRUSADERS『BEST CRUSADERS』
4. merengue『少女プラシーボ』
5. Orange『スーパーマーケット』

→6位以降はこちらから

掲載: 2003年09月16日 17:00

更新: 2003年09月17日 12:01

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